約 1,869,011 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7382.html
前ページ次ページゼロのロリカード 突如平和な魔法学院で起こった襲撃事件。 ただでさえ、メンヌヴィルが率いたメイジ集団に続く、二度目の学院への襲撃。 例えそれを考えずとも、当然ながら大事にならない筈はなく。 とりあえずアーカードは王宮へと赴き、事件のあらましをかいつまんでだけ話す。 「そん・・・・・・な・・・」 ルイズが攫われた。 その事実を目の前にして、アンリエッタの顔が蒼白になる。 そして・・・・・・同時に圧し掛かる選択。 己の取るべき道――――――友を助けるか、それとも国の安全を考えるのか。 「気に病むことはない」 アーカードはそう言うも、アンリエッタの顔は険しくなる一方である。 見通しが甘かったのか?否、こんなことになるなんて誰にも予想なんて出来なかった。 ガリアが・・・・・・このような凶行を行うなど。 「・・・・・・それに、今から助けに行くしの」 「なっ!?しかしそれは・・・・・・」 ――――――アーハンブラ城は、エルフが暮らす砂漠の国境にある城である。 元々はエルフが建てた城であり、砂漠の小高い上に建てられたその城は、今は廃城となっている。 当然ガリア領であり、奪還する為にそこへ侵入するということは、意趣返しに他ならない。 つまりはガリアとの戦争を意味することになるだろう。 疲弊した今の国力でガリアと戦うこと、それは何を意味するのか。 最悪トリステインという国が滅びること。国力が万全な状態でも彼我の戦力差は圧倒的。 国を守る為に、友人を――――――見捨てる?それが王の取るべき道なのか? アンリエッタは自問し葛藤する。 「迷うことなどない。選ぶ道は一つだ」 アンリエッタの葛藤を、見透かしたかのようにアーカードは言った。 その言葉は、どこか威圧するかのような声色だった。 「助けに行くしかない・・・・・・と?」 「そうだ」 「しかしそうなれば・・・・・・ガリアとの戦争は、間違いなく避けられません」 「フッ・・・・・・馬鹿な」 アンリエッタの言葉に、アーカードは嘲笑する。 「口が過ぎます。いくらマスターでも、我が主君を侮辱するような態度は慎んで頂きたい」 横に控えたアニエスが、アーカードの不敬な振る舞いに対してそう告げる。 そんなアニエスの忠犬っぷりに、アーカードは心底愉快そうに笑う。 一皮剥けるまでビクついていたセラスと違い、最初から物怖じしないというのも新鮮であった。 「これは失礼。・・・・・・何を悠長な事を言っているのかと思って喃」 アンリエッタは静かに耳を傾け、次の言葉を待つ。 「これはもう戦争だ。戦など疾うに始まっているのだよ、女王」 自国領に戦力を持ち込み、害意を以て争った。 さらに主人を攫われたアーカードにとってはもう、これは絶対に避けられぬべき戦。 そして・・・・・・数多くの戦争を体験してきたアーカードだからこそ、同時に感じているものがあった。 これから起こり得る、戦争の匂いというものを。 アンリエッタは改めてそう言われて絶句する。 戦力を以てトリステイン国内を侵犯し、学院を襲い、ルイズを誘拐した。 確かに・・・・・・戦争と言っても差し支えはない状況。 刺激するのを恐れて静観を決め込んだとして、国家間の大戦争にならないと誰が言えようか。 諸国会議の時、ガリア王ジョゼフからは得体の知れない何かを感じた。 貪欲な獣が人の皮を被っているかのような、何か途方も無く恐ろしいものを感じた。 そうだ、既に後手に回っているのだ。 相手に先手を打たせてしまっている。そして今は自分の手番。 それをパスをしてしまえば、相手にまた一手許す事になる。 「・・・・・・わかりました」 「ふむ、わかってくれたか」 「えぇ・・・・・・正式に抗議を致します。ガリアと、あのジョゼフ王と、私自ら交渉しましょう」 今のまま戦ったところで、トリステインが勝つ事は不可能である。 強国ガリアとまともに戦争をして、勝つ方法など存在しない。 アーカードの溜息が耳に入る。わざと聞こえる声で漏らしたのがわかった。 度重なる考えの相違に辟易している、と言った感じである。 アーカードの気持ちは理解できる、痛いほどに感じ入る。 親友であるルイズが攫われて、平静な気持ちでいられる筈もない。 されどその上で、アンリエッタは毅然として問う。 「・・・・・・不服ですか?」 「不服だな」 「他に何か方法があると言うのですか?我が国は、強大な国力を持つガリアに対抗する術はありません。 アルビオンとの戦争の時とは比較になりません。勿論、ルイズは私が命に代えても取り戻すつもりです」 それがせめてもの自分に出来ること、最悪国を治めるのは別の誰かでも良い。 それでもルイズだけは、己が身を代わりにしてでも助け出す。 「なに、私がガリアを全て飲み込めばそれで済む」 アーカードはさも簡単なことと言った風に、その案を提示した。 小国トリステインが大国ガリアに勝つ方法を。戦略とは決して言えないその方法を。 確かに話に聞いただけであるが、アーカードの拘束制御術式零号開放ならば・・・・・・可能なのだろう。 しかし――――――。 「それは・・・・・・なりません。それではガリアの兵も民も、無用に殺すことになるでしょう」 「戦場に立つのだ、それくらいは覚悟をしてもらわんと」 「あの王が元凶なのでしょう?兵達はその真意を知らぬまま、貴方に殺される事になります。 兵達に非はありません、命令に従うだけです。そしてその家族は、耐え難い悲しみに襲われるでしょう」 アンリエッタは少しだけウェールズのことを思い出す。 愛すべき者が死ぬことの辛さは身を以て知っている。 自分は死んだウェールズと、ほんの一時の間でも話せたから良かった。 己の心の折り合いをつけることが出来たから・・・・・・。 しかし皆が皆、そうして心の整理をつけることはできないのだ。 一方でアーカードは心の中だけで嘆息をつく。 アンリエッタが王らしい風格を持つのは、素直に喜ぶべきことだった。 気高い人間であること、人としての美徳、それを持ち得る人間は例外なく美しい。 が、意見を違えるとなると、これはなかなかに困ったもの。 そしてアンリエッタの言う事にも理はある。 と、アニエスが何か考え付いたように口を開いた。 「ガリア王だけを殺せば良いのでは?確かあの国には未だ、亡きオルレアン公派がいると聞きます。 予めその者達とコンタクトを取り利用すれば、ガリア王を暗殺した後も治めることは出来ましょう」 「現状、ガリア王だけを殺すことは不可能だ。何故私が、ルイズが攫われるのをみすみす許したと思っている。 それに何よりも時間が足りない、正直今こうして会話している時間すら惜しい。悠長に準備している時間はない。 恐らくルイズならば、こういった筋は通すだろうと、仕方ないから報告だけはしに来たがの。だが・・・・・・それだけだ。 はっきり言ってしまえば、無駄な問答をする気もない。・・・・・・私に命令出来るのは、私が認めた主であるルイズだけだ」 ウォルターが善処すると言った以上、ルイズに危害が加わらないように動くだろう。 故に早々に危険は及ばないかも知れない、が・・・・・・保障はない。 いつまで安全でいられるかもわからない。時間が経過すればするほど危険である。 ただでさえアーハンブラ城まで距離がある。シルフィードを飛ばしたとて相応の時間が掛かる。 「まっ・・・・・・そういうわけでの、私は私で好きにさせてもらう」 アーカードの言葉が、想いが、アンリエッタの心に突き刺さる。 国の為ならば、親友の為ならば、死ぬことも厭わない自分と心根は一緒なのだ。 しかしそれを思って尚、ここは王としての責務が勝る。 「・・・・・・それならば、私は貴方を止めねばなりません」 アンリエッタは覚悟を秘めた双眸で、アーカードを見据えた。 その言葉に呼応するように、アニエスが剣を抜く。 アーカードが命の恩人であろうと、主従の関係であろうと、ここはアンリエッタへの忠義が勝る。 「・・・・・・いくつか、貸しがあった筈だな」 力尽くで征くのは容易い、しかしそれは少し気が引けた。 かと言って説き伏せるのも面倒だと、それを口にした。 「だから、あなたの行動に目を瞑れと・・・・・・?」 「んむ」とアーカードは頷く。 アンリエッタは眉を顰める。確かにアーカードには恩義がある。 アンリエッタ自身が、自分の一生を懸けても返し切れないだろうと。 それほどまでに思っているほどの、大きな借りが。 「私は女王です、個人的な恩と国の大事を天秤に掛けることは出来ません」 貸しを理由に容認しないとわかると、アーカードはアプローチを変える。 判明している事項を一つ一つ提示し、まともに説得しようとしたら時間が掛かる。 故に・・・・・・強い言葉で脅迫し、畳み掛けて思考力を奪うことにした。 「交渉が通じる相手だと思うのか?」 「・・・・・・正直、わかりません。ですが私はこの身を、己が命を懸けてどうにかして見せます」 アンリエッタの強き言葉。嘘ではないと誰もが感じるだろう。 しかし言葉だけだ。保証などある筈は無し、何よりも悪手。 さらに面倒で追い詰められた状況になるやも知れぬ、その無謀な案を聞くわけにはいかない。 「リスク管理はきちんとせねばならん。その強き志は買うが、確証を得られないのでは納得いかぬな」 アーカードは矢継ぎ早に言葉を紡ぐ。焦燥感を煽る為に。 「そうさの・・・・・・少しだけ最悪のケースを語ろうか。現在の状況から考えられる一つの可能性を。 哀れ、交渉をしにいった勇敢な女王は殺され、国のトップを失ったトリステインはそう時を経ずして崩壊。 さらに攫われたルイズが水魔法で操られ・・・・・・かつてタルブで見た、『エクスプロージョン』がトリステインを包む」 ――――――タルブで見たあの奇跡の光。艦隊を一瞬にして沈めたあの虚無魔法の標的にされる。 「悪意ある虚無魔法が国を襲う。ガリア王ジョゼフの虚無も加わり、戦争の体裁も整えられぬまま国は滅びる」 ――――――二つの虚無の前に、国は為す術なく滅びる。 「それと、ヨルムンガントと言う巨大な剣士人形。卓越した騎士のように動き回る、ゴーレムのような人型。 それが街を、人を虫けらの如く潰すだろう。狂った王様は、何の罪もない者達を殺すことも・・・・・・まるで躊躇わぬだろう。 ついでに先住の『反射』で、虚無以外のあらゆる攻撃が通用しない。つまり虚無を抑えられている今、止めることは出来ん」 ――――――ガリアの属国になるだけならまだ良い。統治者こそ変われど民の安全は保たれる。 しかし・・・・・・それすらも保たれないと、虐殺されると、アーカードは言う。 「アレはこの私でも倒せぬ。さらに操るのは私と同等クラスの使い手。抵抗するだけ無駄と言うものだな。 ちなみに『反射』はエルフの先住魔法だそうだ。ガリアにはエルフの協力者までいるのかも知れん喃・・・・・・」 ――――――アーカードですら倒せぬ兵器。 そして・・・・・・エルフの協力者? 「奴らがその気になるだけで、トリスタニアは破壊され、聡明で気高き女王、貴方も殺される。 一国を簡単に滅ぼせる力が、時間を掛ければ世界をも滅ぼしかねない力が・・・・・・彼奴らにはある」 アンリエッタは黙ってアーカードの言葉を聞いていた。 否、聞くことしか許されなかった。それほどまでに衝撃的な内容。 アーカードとしては、時間の浪費と、面倒だから、と言う理由から端折っていたのかも知れない。 飽くまで推測の域を出ないものの、最悪のケースとして認識しておかねばならぬ全容。 こうまで聞かされては嫌でも想像してしまう。 アンリエッタの脳裏に浮かぶトリステインの終焉。 反論のしようもない。アンリエッタは自身の喉が渇くのを感じ、言葉が出なかった。 「ここで攻めずして、どうするか。連中がその気になっていない、今が好機なわけだ」 アンリエッタは目を閉じて考える。そして、一つだけ訊ねた。 「今、攻めれば・・・・・・勝てるのですか?」 「私の決意は、貴方が命を懸けると言ったそれと変わらない。アンリエッタ女王陛下」 アーカードはアンリエッタの表情を見て確信し、ほくそ笑む。 少し誇張気味な言い回しだったが、思ったより上手くいった。 勿論そんなことは悟られぬよう、取り繕って言う。 「安心せい、九分九厘ガリア王はルイズと共にいる筈。今ならば、最小限の犠牲で勝てる戦よ」 ――――――ウォルターはルイズを人質にとり、私をアーハンブラ城まで誘き寄せようとしている。 主人であるジョゼフの「虚無を集める」という命令に便乗し、私と闘うことにしたのだろう。 いずれにせよガリア王ジョゼフは、同じ虚無の担い手であるルイズと会おうとする可能性は非常に高い。 尤も、ルイズと会うにしても・・・・・・アーハンブラ城であるとは限らない――――――。 (だが・・・・・・ウォルターは私と闘いたがっている) 「アーハンブラ城で待っている」とわざわざ言ったこと、つまりそこで戦う算段。 さらにルイズの安全について、ウォルターは「善処する」と言った。 なればウォルターは、ルイズから離れるような真似はすまい。 故にガリア王がアーハンブラ城へ来るよう、手を回すに違いない。 所詮は気まぐれ。だからこそ「少佐のように零号開放させてみろ」とウォルターに言った。 故に命令であることも含めた上で、ルイズを攫うという強硬策に出た気持ちもわからないでもない。 だが同時にルイズはウォルターにとってもアキレス腱となる。 もしルイズが死んでしまえば、永遠に私と戦うことは叶わない。 よくよく考えれば、ルイズを扱うリスクについてウォルターは誰よりも考え、重々に承知している筈だ。 もしかしたらルイズに傷の一つでもつけることすら、恐れるかも知れない。 心理戦と駆け引きはアーカードにとっても望むべくものであった。 人間の頃、幼少期から人の顔色を窺うことは常であった。 読み違えることが、直接命の喪失に繋がる危険も数あった。 故にそうした機微には誰よりも鋭く、同時に駆け引きも学んでいた。 さらにそこから積み重ねた自身の500年以上の経験。 そして三百万を越える記憶と思考を内に有していて、読み合いならお手の物である。 ウォルターの些細な言葉の節々からも、感情から思考パターンまでその心の内を読み取る。 ガリア王がアーハンブラ城へ赴かず、ルイズと会わないのであればそれも良し。 ウォルターが直接危害を加えるとは思えないので、ルイズの安全については問題ない。 それならそれで、とりあえずはルイズを助け出し、ガリア王は後々に殺せば済む。 ・・・・・・裏切り者であったウォルターの言を、信じるのは自分でも正直どうかと思う。 と思いつつも、ウォルターに対して妙な信頼をしている側面があるのもまた事実であった。 それに、相手の思考と合理性をいくら考えたとしても。心理を読むことに自信があっても。 詰まるところ、それらは全て推測の域は出ない。絶対的な確証足りえることはない。 故に・・・・・・当然それを基に、希望的観測で以て戦略を組み立てるのは危険な部分が多くある。 しかし・・・・・・ルイズの安全は、攫われた時点で既に自分の手からは離れている。 仮にアーハンブラ城にいなかったとしても、どこにいるかはわからない。 ガリア首都であるとも限らないし、どこか別の可能性だってある。 つまるところ、選択肢は一つしかないのだ。 アーハンブラ城へ赴き、零号を開放し、その上で勝利し、そして救出する。 アンリエッタはさらに考え、そしてようやく決断をした。 「・・・・・・わかりました。・・・・・・アニエス」 「はっ!」 アンリエッタに呼ばれ、アニエスは返事をする。 何となく察しはついていた。 「あなたなら力になれるでしょう、ルイズをお願いします」 「了解しました。では・・・・・・マスター」 アニエスは剣を鞘に納めると、アーカードを見る。 「あぁ、構わん。足手纏いにはなるなよ」 アーカードは鷹揚に頷いた。 「・・・・・・ルイズを、お願いします」 アンリエッタはその言葉を繰り返した。 震える手を抑えるのが見える。 王として振舞っていても、やはりその心情は、全てを捨ててでも助けたいと思っているのだ。 アーカードは聞く者全てを信頼させるような、雄雄しい口調で答えた。 「無論だ」 前ページ次ページゼロのロリカード
https://w.atwiki.jp/ayano01/pages/166.html
「俺達韓国人と日本人の共通点を言ってやろうか?」 「?」 「ロクな政府を持っていないってことさ!」 「……政府批判は死刑です」 「どうせこれから死ぬ!くそっ。日本に亡命してやろうか?」 中隊長は小声で毒づいた。 「メサイア手みやげにすれば、そこそこ……」 「ダメですよ」 その声が聞こえたのか、MC(メサイアコントローラー)がうんざりしたという声で言った。 「こんな騎、近衛軍の使う“インペリアル・ドラゴンシリーズ”に比べたらクズですよ」 「……スクラップ代請求されるか?」 「大隊長と師団長が20騎連れて島を大きく迂回、その“インペリアル・ドラゴンシリーズ”が着陸した独島へ」 「その分の戦力をこっちに回せ!」 「そういう―――敵2、戦闘機動開始!」 「全騎、各個にかかれっ!武器使用自由!何としてもあの2騎を突破!島へたどり着けっ!」 ●韓国軍鬱陵島防衛隊司令部 「第二中隊が糖花島(とうかじま)へかかりました」 鬱陵島(うつりょうとう)のほぼ中央に存在する韓国軍鬱陵島司令部の大型モニターには糖花島(とうかじま)へと接近するグレイファントムが白い点として表示されている。 29騎。 数としては申し分ない。 凡そ軍司令部には似つかわしくない革張りのソファーにふんぞり返りながら、黄司令は鷹揚に頷いた。 「よろしい。戦果は?」 黄司令が望んでいるのは、接近しつつあるグレイファントムKAの戦果だけ。 この鬱陵島(うつりょうとう)周辺は、即ち軍管区としては、司令官である彼の持ち場であり、その持ち場での戦果は自動的に彼自身の戦果となる。 横取りなどではない。 立場上、そうなるのだ。 だからこそ、彼はグレイファントムKAがもたらす自らの戦果という“当然の結果”を、どうやって最大限に活かすかを考えながら待っていた。 無謀にも鬱陵島(うつりょうとう)に接近を試みた、愚かな日本軍を撃破。 明日の新聞の見出しはそんなものでいいか? あとは大写しの自分の写真―――いっそ、撃破した日本軍メサイアや戦闘機の残骸と一緒にしたほうがいいか? 子供達を使うのはどうだろう。 次の選挙に打って出るのもいいか。 ―――まぁ、いい。 どちらにしろ、相手が日本軍なら、少なくとも勲章と中央への栄転は確実だろう。 うむ―――いいことだ。 ソファーにふんぞり返りながら、従兵の持ってきた焼酎入りのグラスに手を伸ばした黄司令は、部下の報告がないことに気づき、手を止めた。 「どうした?集計が間に合わないのか?」 「いえ……その」 彼の部下達は、目の前の光景をどう報告してよいのか、本気で迷っていた。 上官の機嫌を損ねれば、あの糖花島(とうかじま)に送られかねないし、実際、彼らの多くが、そうやってこの司令部から去っていった仲間達を見てきたのだ。 「はっきりしろ!」 顔を見合わせる部下達の態度がカンに触った黄司令は、グラスをつかむと部下達めがけて投げつけた。 「俺の機嫌をそんなに損ねたいのか!?イ少尉!」 「い、いえっ!」 名指しされた気の毒な士官が弾かれたように立ち上がると、直立不動の姿勢のまま大声で怒鳴った。 「自分は司令官閣下に忠誠を誓っておりますっ!」 「ならさっさと報告しろっ!日本ブタ共を何匹始末した!」 「―――っ!」 彼は、モニターを確認すると、覚悟を決めた声で怒鳴った。 「既に第二中隊は半数が脱落!糖花島(とうかじま)に上陸出来た騎はありませんっ!」 ガンッ! 鈍い音と、くぐもった悲鳴が司令部に響く。 従兵の持っていた盆を顔面で受けたイ少尉が口元を押さえてのたうち回る。 「誰がそんな報告をしろと言った!」 黄司令はソファーから立ち上がると、床にうずくまったままの部下を、磨き上げた軍靴で蹴り上げた。 「俺の栄光に泥を塗るつもりか!?おい!パク大尉!貴様の指導が悪いせいだ!部下を敗北主義者にしてどうするか!」 「し、しかし!」 「俺の都合のいい報告をしろ!」 「モニターを見てくださいっ!」 司令部でオペレーター任務を担当する兵士達を束ねる立場のパク大尉は、黄司令から見えないように、隠し持った拳銃のグリップを握りながら怒鳴った。 「敵は圧倒的です!戦力が足りませんっ!」 「なっ!」 黄司令は気色ばんだが、 「―――グレイファントムKA201号騎、203号騎反応消失。続いて209号騎が!」 「糖花島(とうかじま)進行速度変わらず!」 「鬱陵島(うつりょうとう)上空までの予想時刻修正、マイナス250秒!」 「く、空軍はどうした!海軍は!」 敵がこの島に接近しつつある。 それだけは黄司令にもわかった。 「空軍の攻撃は!」 「爆装したF-4部隊が再接近中ですが、メサイアをまずどうにかしないと」 「たるんでいる!」 「……」 「島の全部隊に動員を!」 「黄同士」 黄司令の背後に、ずっと無言で立っていた士官が黄司令の耳元で囁いた。 「それは党によって禁止されています」 「……」 ハッ。という顔になった黄司令は困惑した顔で言った。 「し、しかし……それでは」 「ご心配なく」 士官が二言三言黄司令の耳元で囁く。 黄司令は目を見開いたまま、ただ頷くだけ。 そして――― 「パク大尉」 「はっ」 「コホン……ああ。私とヨン少佐はこれより席を外す。以降の指揮は君がとってくれたまえ」 「……は?」 「これは命令だ。最善を尽くしてくれたまえ」 ●糖花島(とうかじま)付近 光の矢が、まるで吸い込まれるように、濃紺色に塗装されたグレイファントムKAの胴体に風穴を開けた。 直後、騎体のあちこちからオレンジ色の炎が吹き出した。 「クソッ!やられた!コントロールが!」 騎体を操る騎士が混乱していることは、まだ生きているコントロールユニット越しの動き、つまり、グレイファントムKAそのもののパニック動作でわかる。 「キムっ!かまわんっ!脱出しろ!聞こえているな!?」 その騎の間近にいて、一部始終を目撃していたペ中尉が怒鳴る。 「わ、わかった!―――206号騎、脱出(ベイル・アウト)!」 バンッ! グレイファントムKAの頭部と胸部で小さな爆発が起きた。 爆破ボルトとロケット推進装置が作動し、ハッチが吹き飛んだのだ。 頭部をほぼ完全に吹き飛ばし、MCL(メサイア・コントローラー・ルーム)を構成するユニットが射出されたのを、ぺ中尉は確かに見た。 「よし。MC(メサイアコントローラー)は大丈夫だ」 ほうっ。と、ペ中尉の口から思わず安堵のため息が漏れる。 「大丈夫でしょうか?」 MCL(メサイア・コントローラー・ルーム)からイ少尉の心配そうな声が聞こえた。 「大丈夫さ―――グレイファントムは、脱出装置についてはロシア製の“スターリン”より信頼性が高いと聞く」 敵を警戒しつつ、ペ中尉はしゃべり続けた。 ―――敵は近くにいない。多分、第3小隊の生き残りを狙っているんだ。 ペ中尉はしゃべり続けていたかった。 無言になった途端、死にそうな、そんな予感がしたからだ。 「だけどね?もっとスゴイのがあるのさ。アングラ雑誌で読んだけど、日本軍の“インペリアル・ドラゴン・シリーズ”は、MCL(メサイア・コントローラー・ルーム)をユニット単位で安全区域にテレポートさせる“テレポート・エジェクト・システム”を導入たってさ」 「魔法で脱出?」 「ああ。だから、MC(メサイアコントローラー)は騎体が吹き飛んでも怪我さえしないって。後はエンジンもだそうだ」 「騎士は?」 「責任とれってことかな―――っていうか!」 ぺ中尉は、そこでようやく横を飛行しているグレイファントムKAのコクピットから誰も脱出していないことに気づいた。 もう、騎体が完全に炎に包まれつつあった。 「キム、早くしろっ!MC(メサイアコントローラー)はもう脱出した!」 「脱出出来ない!シートが、シートが動かない!騎体のフレームが歪んだんだ!ハッチが飛ばない!」 「キムっ!今そっちへ!」 「た、助けてくれっ!火が、火がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」 ズンッ! 光が走り、キムの乗るグレイファントムKAを串刺しにした。 それはむしろ、救いだったのかもしれない。 苦しまずに死ねる。 それは―――救いだ。 ペ中尉は、魔法攻撃の直撃を受け、グレイファントムKAが四散する光景を、ぼんやりと眺めながらそう思うしかなかった。 「中尉っ!」 MC(メサイアコントローラー)の怒鳴り声がなければ、ペ中尉はいつまでもそうしていたろう。 だが、ペ中尉は軍人で、しかもここは戦場だ。 軍人として鍛えられ、世界に冠たるグレイファントムKAを預かる彼は、即座に我に返った。 「少尉!敵は!?」 「索敵レーダーに反応!後方2時、距離1250!」 とっさに騎体をひねり、騎体を反転させる。 そこにベ中尉が見たモノは、巨大な剣を振り下ろそうとする漆黒の騎体だった。 「い、いつの間に!?―――ええいっ!」 ギュィィィィィンッ! ペ中尉は、胸部追加ブースターを全開に開き、敵との距離をとる。 ザンッ! 振り下ろされた剣が、グレイファントムのシールドを、まるでチーズの如く切り裂く衝撃が、コントロールユニット越しに伝わってきた。 「つ、追加ブースターが無ければ死んでいた!」 「まだ来ますっ!」 「くそっ!」 まるで龍の骸骨を連想させるような禍々しいデザインの敵が再び剣を構え、襲いかかってくる。 シールドを切断された以上、実斧では意味がない。 とっさにそう判断したペ中尉は、グレイファントムの主力装備である実斧を放り捨て、腰部にマウントされていたレーザーソードを抜いた。 ギインッ! 剣とレーザーソードがぶつかり合い、目もくらむような光があたりを照らし出す。 「正解だった!」 ペ中尉は思わず大声で。 「光剣じゃなきゃ死んでいた!」 「中尉!」 MC(メサイアコントローラー)が悲鳴を上げた。 「パワーが負けていますっ!」 「こっちはグレイファントムだよ!?」 ペ中尉はコントロールユニットを握りしめ、パワーを引き出そうと必死だ。 「米軍の本国防衛用に開発されたM64ほどじゃないけど、M16フリーダムファイター並の出力はあるって……司令部が!!」 「一々解説してないで、何とかしてくださいっ!」 「両方一緒にやるっ!リミッターをカット!」 「はいっ!」 ギィィィィ―――ギュィィィィィンッ! エンジン音が数オクターブ高いものに切り替わった。 「リミッター解除、稼働時間が限定されます。注意してください!」 「わかった!何分!?」 「10分!」 「10分!?」 ぺ中尉は悲鳴をあげた。 「たったそれだけ!?」 「韓国製の素材ではそれで限界ですっ!」 「日本製を使ってくれっ!」 「ほうっ!」 ペ中尉に襲いかかったメース“ヴィーズ”を駆るアニエスは楽しげに鼻を鳴らした。 「ふんっ。やっとホネのあるやつが御登場かい?」 メースの出力も 騎士の技量も 何一つ満足出来ない相手ばかり。 一言で言ってダニ。 そんな連中ばかりだ。 それが、アニエスの下した韓国軍メサイアとそのパイロット達への評価だ。 数千年ぶりの戦いに勇んで望んだアニエスの興奮を差し引いても、かなり辛辣な評価ではある。 しかし、アニエスはすでにわずか半時にも満たない戦闘でメサイア16騎を難なく撃破しているのだ。 しかも、そのほとんどがアニエス満足に剣を合わせることさえ出来ず、アニエスは何回敵と剣を合わせたか、片手で数えてまだ余っていた。 それだけに、あんな柔らかい素材で出来た斧では意味がないと判断し、レーザーソードを抜いたペ中尉の出現に、アニエスは驚喜した。 「ハハハァッ!さぁ、歓迎してやろうじゃないのさ!」 「くそっ!」 リミッターを解除した負荷稼働状態のグレイファントムKAを駆るペ中尉は、凄まじいスピードで襲いかかる敵の剣を何とか捌くだけで精一杯だ。 「装甲に意味がないっ!」 かわし損ねた攻撃は、グレイファントムKAの装甲を確実に切断していく。 すでに肩部装甲は半分ほどまで削れている。 人類にとってはロシア製メサイア“スターリン”と並ぶ世界的スタンダードメサイア。 それがグレイファントムだ。 一概にその名を呼んでも、各国で全く形状が異なるケースがほとんどだ。 理由は簡単。 メサイアを導入する国の多くは、メサイアを単なる兵器としてだけでなく、その国の力を現す象徴を求める。 故に、その国の伝統、文化、為政者の嗜好、その他様々な要素が加わることになる。 そのほとんどが、戦闘装束に身を包んだ兵士のイメージだ。 当然、韓国軍のグレイファントムKAもその中に入る。 するとどうなるか? かつての兵士達の装束のイメージによって装甲の形状や厚さが変わってしまうのだ。 元が厚い西洋甲冑をイメージ出来る欧州各国は、特殊任務のために機動性を重視した“機動型”と呼ばれる軽装甲タイプを除けば、ロシア軍のローマイヤに代表れさるように、基本が重装甲タイプが基本だ。 加えて甲冑の伝統が薄い中東や米国もまた、これに対抗するため、グレイファントムM64やM16に代表されるように、やはり重装甲タイプになる。 問題は、伝統的に兵隊が甲冑を身につけ、しかもその甲冑が革張りなど、軽量だった場合。そして、このデザインに為政者が固執した場合だ。 グレイファントムKAはまさにこの典型例だった。 伝統的なイメージに、一応こだわりつつ、それでも装甲厚に神経を注いだ中華帝国や日本とはワケが違う。 その結果、グレイファントムKAはグレイファントムシリーズの中で最も装甲が薄いことで知られる結果となった。 敵の破壊力を差し引いても、これでは気休めにもならないだろうというのが、ペ中尉の偽りのない判断だ。 「くっ!」 振り下ろされた剣をギリギリで受け止め、騎体をひねって背後をとろうとする。 装甲が薄い分、機動性だけはいい。 だが――― ガギィンッ! 「ぐっ!?」 鈍い音と共に騎体に走った衝撃に、ペ中尉は一瞬、気絶しそうになった。 衝撃の意味はすぐにわかった。 背後に回られることを嫌った敵の蹴り技をモロに喰らったのだ。 「くそっ!」 「中尉!」 MC(メサイアコントローラー)がペ中尉に告げた。 「空軍が攻撃を開始しますっ!」 「何っ!?」 「このまま敵をこの場で喰い止めてください!これは命令ですっ!」 「どこからだ!」 「軍総司令部からですっ!」 「無茶苦茶だぞ!」 鋭い突き技を何度となくかわすペ中尉は、本人は気づいていないが確かにこのメサイアを喰い止めてはいた。 「やってるじゃないですかっ!」 そのMC(メサイアコントローラー)の言葉は、彼にとって決して慰めにはなっていなかった。 「空軍はどれ位の戦力を持ってきたんだ!?」 「約80機。全機対地攻撃用に爆装しています」 「そりゃスゴい」 ペ中尉は、F-4が80機で大編隊を組む光景を見てみたかった。 残念ながら、今の状況ではとてもムリな話だが――― ●“天壇”司令部 「へえ?」 接近しつつある見慣れぬ乗り物がスクリーンに映し出され、ダユーが感心したように言った。 「あれ、人間が乗っているのですよね?」 「……らしいな」 グラドロンは大した感慨もない口調で頷く。 「おそらく、あの翼の下の黒い物体は、先程の白い筒と変わらないじゃろう」 「ドーンッって?」 ダユーは握った手を大きく開き、クスクスと笑い出した。 その可憐な少女さながらの仕草でさえ、グラドロンの感心を誘わない。 「まぁ―――あの程度、どうとでもなるが」 「どうなさいます?」 「コランタン」 「はっ」 「アニエス達の現在位置は?」 「Sフィールド。ポイント25です」 「ふむ……なら大丈夫……か」 「グラドロン様?」 「コランタン……防壁のよいテストじゃ。―――やれ」 ●日本海上空 糖花島(とうかじま)付近 「狙いは15キロの大物だ!」 糖花島(とうかじま)へ接近しつつあるF-4編隊長はE-737 からの誘導を確認しつつ、部下に怒鳴った。 「日本軍からの花火は上がっていない!一気に殺るぞ!」 「了解っ!」 部下からの威勢の良い返答に満足した彼は、操縦桿を握り直した。 憎悪する日帝が攻めてきたのだ。さすがに15キロの糖花島(とうかじま)を空に浮かせるなんて信じられないことをしでかすとは予想出来なかっただけだ。 「いつの間に糖花島(とうかじま)を占領していたか知らないが」 「許せませんね」 F-4の後席に座るRIOがまるで編隊長の機嫌をとるかのように大仰に頷いた。 「落とし前はきっちりとってやる。距離は?」 「―――敵の電波妨害のようです。レーダー、レーザー使用不能。計器類にも被害が」 「ちっ!高度計が狂いだしてやがる!」 狩野粒子の脅威を知らされていない彼ら韓国軍人は、目の前で狂う計器類を日本軍の電波妨害兵器によるものと切り捨てた。 そして――― 「編隊長!」 新米の李大尉が興奮気味に言った。 「第一波の攻撃指揮は是非、自分に!」 「……お前のオヤジさんは、確か王制党の」 「はいっ!首都圏第二区幹事を!」 「よし……オヤジさんによろしくな。第一波25機の指揮をとれ」 「はいっ!第一波参加機へ。李大尉だ!これより俺が指揮をとるっ!俺を先頭に編隊を組めっ!」 李大尉機を中心に爆撃編隊が組まれる。 無線のノイズがさっきからひどくなる一方だ。 「電波妨害にすぎない!全機、怯むなよ!?―――続けっ!」 糖花島(とうかじま)の上面。かつて観測所のあった付近を爆撃ポイントとすることは、出撃前から決められた通りだ。 李大尉は、当初の打ち合わせ通り、その爆撃ポイントめがけて機体をコースに乗せた。 ドズゥゥゥゥゥム!! ズズンッ! 粘っこい爆発が編隊長の耳を、その機体ごと打った。 攻撃の直撃を受けたのか!? そう編隊長に誤解させるほど派手な衝撃だ。 音の発信元は糖花島(とうかじま)方面。 「25機の爆撃による衝撃がこれほど強いとは思わなかったな……」 編隊長はそう思ったが――― 「編隊長!」 RIOが悲鳴を上げた。 「編隊長はご覧にならなかったんですか!?さっきの!」 「何?どういうことだ?」 「第一波は全滅です!」 「なっ!?」 「連中、見えないバリアみたいなモノに突っ込んでバラバラに―――」 「馬鹿な!」 「間違いありませんっ!」 ●“天壇”司令部 「あらら……」 ダユーが呆れた。という声で言った。 「たかが防御壁……凌げないにしても、避ければよいものを」 「気づけなかったんじゃろうよ……マヌケめが」 「気の毒に思われてます?」 「哀れんでおるわい」 「では―――残りは私のエモノで」 「フン……好きにせい」 ●日本海上空 糖花島(とうかじま)付近 「しつこいんだよ!」 グレイファントムKAでヴィーズ相手に渡り合うペ中尉だったが、騎体がもう限界だった。 何度目か忘れた敵の剣を受け流すビームサーベルの光が最初の半分も無くなっていた。 コクピットは警報とアラームがもうすこしで騎体を占領することを告げていた。 「空軍はかかったんだな!?」 「すでに全滅!」 「全滅!?」 「第一波が、あの島のFGF(フリー・グラビティ・フィールド)に激突して、残りは敵の攻撃で!」 「FGF(フリー・グラビティ・フィールド)なんてわかりそうなものだろうが!」 「戦闘機にそれは酷です。我が国はFGF(フリー・グラビティ・フィールド)を発生させる大型飛行艦を保有していません!」 「無知は恐ろしい罪だな……」 チラと見た計器類は半数以上が真っ赤かブラックアウトしている。 いわばエンジンから無理矢理パワーを搾り取るリミッターカットの悪影響だ。 関節系、推進系、すべてが危険域に達している。 「ええいっ!」 ペ中尉は全てを振り切るように頭を激しく振った。 「残存するグレイファントムは!?」 「あと2騎……あと1騎!」 「そいつに通報してくれ!」 「この騎のことです!」 「……脱出するっ!攪乱幕、照明弾、構わないから、目つぶしになるもの全部叩き付けろっ!」 「はいっ!」 「あとはブースターが吹き飛ぶまで逃げるっ!海に落ちたら泳いででもな!」 ●“天壇”司令部 「“エサ”の捕獲は順調です。抵抗は散発的」 コランタンは事務的な顔を崩さずにグラドロンに報告する。 「上陸時点でのエサの数は推定2万5千。エサとしては十分です」 「他の物資は?」 「現在、陸戦隊が調査中です。調査完了には今しばらく」 「急げ」 「はっ」 ●韓国軍鬱陵島防衛隊司令部 「な、何なんだあれは!?」 突如現れた巨大な岩塊。 そこから舞い降りたのは――― 「撃ちまくれっ!」 司令部の前にバリゲートを築いたパク大尉が自動小銃を手に怒鳴る。 「他の部隊との連絡は!」 「無線、有線、共に通信不能!他部隊との連絡、一切つきませんっ!」 「―――くそっ!」 司令部へと通じる通路。 その向こうから迫り来るのは、生きた人間ではない。 TAC(タクティカル・エア・カーゴ)らしき飛行物体が大量に着陸したのが市街ブロックの市場のど真ん中。 それ以来、命令系統は寸断され、他の情報はすべて伝令に頼り切っている。 そして、その伝令さえ、今ではつながらない。 何しろ相手は――― 「銃弾を喰らっても死なないなんて!」 自動小銃のマガジンを交換しつつ、部下の一人が悲鳴に近い声をあげた。 「日本軍は一体、どんなヤバいクスリ使ってやがるんだ!?」 「イ、手榴弾貸せ。通路を吹き飛ばす。その後は……」 「その後は!?どうするんです!大尉!」 「救援を待つ。ダメならそん時ゃ覚悟決めろっ!」 ●“天壇”司令部 「屍鬼(グール)達のエサに新しい仲間……と」 ダユーはコランタンの報告にそこそこの満足感を示した。 「後は、2、300体、半島のあちこちに放り込んであげれば完璧ね♪」 「そういうわけにもいかんぞ?ダユー」 「えっ?」 「何故、我々がこんな島に来たか……そして、我々が、何故にこんな海にて降伏するハメになったかは、一々言わんでもわかるだろうな?」 「……ハァッ……ほとんど忘れかけてましたわ?」 「コランタン。“バイパイス”の状況はわかった。取り込み口周辺の土砂を吹き飛ばし、バイパスとの接続を可能に―――」 ドォォォォォォォォォォォン!! 鬱陵島(うつりょうとう)が揺れたのは、その瞬間だった。 そのままだったら確実に鼓膜をやられるような派手な音を伴い、ダユー達の目の前で巨大な土煙が立ち上った。 「何!?」 土煙の中、パラパラと落下する土砂が“天壇”にも容赦なく降りかかる。 「何が起きたの!?」 「“天壇”に被害なし!謎の飛行物体1飛来、鬱陵島(うつりょうとう)に命中!」 「飛行物体?」 「ヴォルトモード軍からの情報にある、人類側の「大砲」なる物による攻撃かと思われます」と、コランタンが言った。 「―――ふむ?」 「警戒が不十分でした。砲弾なるものは、撃ち落とすことは可能です」 「そうか……いや?」 グラドロンは思いついた。という顔で言った。 「コランタン」 ●韓国領内 鬱陵島(うつりょうとう)に対する砲撃。 それを実現したのは、日本軍侵攻に備えて興南(フンナム)沿岸砲兵隊から移動中だった2門の砲。 80cm列車砲―――“グスタフ改”“とドーラ改”という。 ドイツクルップ社によって1930年代に製造された、総重量約1350トン、全長42.9m、全高11.6m。この世界でも、実体弾を撃ち出す砲としては世界最大を誇る。まさにモンスターだ。 砲身長28.9m、口径80cmのカノン砲をもって、4.8トンもの砲弾を最大45キロの彼方まで届かせることが出来る砲なぞ、他にありはしないし、稼働には5千人近い人員と、さらに移動だけで専用のディーゼル機関車2台が必要とする贅沢なシロモノなんて、他に存在するはずがない。 陸の上で存在が困難なのは、クジラと巨砲。この砲もまた、長距離の移動の際には分解されて運ばれ、実際に砲撃するまでに、整地、レールの敷設までを要求した挙げ句、準備完了に数週間を要する。 トドメの如く、百発撃ったら400トンの砲身交換が必要な砲を「贅沢」と言わずに何と呼べばよいのだ? こんな砲だから、さすがの陸軍大国ドイツも、開発後数年で、試作2両を大韓帝国により二束三文で買い叩かれたとしても無理はない。 韓国人は、この砲に取り憑かれたといわれている。 何しろ、大型貨車4台(台車は8台分)に載せられた本砲を動かすには、線路が複線で計4本、必要。組み立てたければさらに4本必要という、普通の国ならサジを投げるようなシロモノだ。 だが、それでさえ、彼らはクリアした。 幹線幹線鉄道に「予備用線路」、「非常時線路」と「軍用線路」を通常の線路に付け加える「国鉄8線化計画」を実施。列車砲が国土全てで運用出来る環境を、10年がかりで作り上げてのけたのだ。 日本が解体することなく運べる限界サイズである28センチ砲と40センチ列車砲の量産に取り組むのを後目に、クルップ社から買い取った予備砲身をベースに自国生産した「80センチ列車砲」を後に4両(トール、ロキ、レオポルド、ベルタ)追加していることも、彼らがいかに列車砲に取り憑かれたかの証拠みたいなものだ。 配備から半世紀。 韓国人の誇りとまで言われた列車砲。 日本軍が46センチ砲や50センチ砲の戦艦を作っても、列車砲は作れまい。 その気になれば対馬まで狙えることから、韓国国民がつけた名が、「対馬砲」もしくは「海峡砲」―――砲は彼らのプライドなのだ。 ちなみに砲弾の射撃スピードは毎分2発。 装弾のテンポが著しく遅いように感じるだろうが、実際は違う。 むしろ逆だ。 ドイツ時代のドーラの射撃スピードとは比較にならない程、“早い”のだ。 「第4射撃、完了!」 ドーラ改の真横には、砲撃の衝撃に耐えられるよう、専用に設計された砲弾運搬用貨車と、シールドを構えた4騎のグレイファントムがいた。 装甲はほとんど外され、カラーリングも異なる。 回収用に変更された騎体、“ベルゲ・ファントム”と呼ばれるタイプだ。 「座標修正―――次弾装填開始!」 80センチ砲の恐ろしい程の衝撃を、シールドでしのいだベルゲ・ファントム達の一騎が砲兵司令部の命令に従い、砲身の尾栓を開き、空薬莢を砲から引き出す。 別なベルゲが2騎、砲弾運搬用貨車の両脇に立つと天井の外された貨車から一発ずつ砲弾を取り出し、ドーラの砲身へ装填。さらに別な騎が尾栓を閉める。 この間、わずか30秒。 そう。 クレーンによる揚弾・装填といった作業をすべて砲兵であるメサイアに代行させるという信じがたい方法を採用すべく改良したのが“ドーラ改”。 人間は砲撃位置の修正だけをすればよい。 機械にデータ諸元を入力すれば、あとはモーターと歯車が勝手に砲を動かしてくれる。 そして――― 「第3射、弾着結果はどうなっているか!」 「風に流されている!錨頭2修正!」 何しろ、40キロとはいえ、これほどの巨弾の着弾だ。 トンヘ付近に並んだ2門は近くのテベク山山頂の観測班から着弾はかなりはっきり確認出来る。 「データ入力―――反映!」 「撃てっ!」 ●“天壇”司令部 砲弾が次々と着弾し、地面が抉られる。 「成る程?」 コランタンは感心したように言った。 「我々が一々、穴を掘る必要はありませんな」 砲弾が着弾するたびに、あちこちに巨大な穴が開く。 一々掘る手間が省けるだけに、これは楽だと言わざるを得ない。 「そういうことだ―――“防壁”が破られる可能性は?」 「相手が砲弾とやらを“中和”する必要に気づかない限りは」 「―――そうか。陸戦隊に被害は?」 「ございません。連中の狙いはどうやらこの“天壇”ですが、“防壁”にまだ一発も命中していない有様で」 「しばらくは……大丈夫だな」 「はい」 「うむ……島民の確保、急がせい。島を占領後、バイパスを、“天壇”のエネルギーを確保する」 「はっ」 ●数時間後、ソウル・韓国軍総司令部 「対馬砲はどうなっているか!」 「すでに砲弾を撃ち尽くしました!砲身を交換すべく後退中」 「―――ちっ!糖花島(とうかじま)へ与えた被害は!?」 「皆無!」 「何ぃ!?」 「敵は不可視の防壁を展開、我が軍の砲撃を全く受け付けませんでした。それより、鬱陵島(うつりょうとう)の砲撃による被害が……」 「―――マスコミへは日帝の空爆と説明しておけ。対馬砲に対する信頼を傷つければ陸軍の名誉にかかわる。―――黄司令」 「はっ……」 「偶然にも司令部へ来た君だけが、守備隊の生き残りだ。よく生き延びたというべきだな」 「恐縮です」 「うむ……同族のよしみだと思ってくれ。―――おい、島へは渡れないのか?」 「糖花島に接触して墜落したF-4部隊の二の舞です」 近くにいた士官がそう答えた。 「島との通信は?」 「電波妨害がひどく、通信は一切不能」 「総長!」 将官が通信士官から渡されたバインダーを手に敬礼した。 「島で新たな動きが」 「何だ」 「糖花島が沈降。鬱陵島と接触しました!」 「何!?」 ●“天壇”司令部 ギギッ――― バキバギバキバキバキ……ッ! ズズズズズッ…… 岩が砕け、街が潰されていく。 空から巨大な岩塊が降りてきて、島を潰そうとしている。 そんな、光景だった。 「よし!そのまま降ろせ!」 “天壇”のコントロールを担当する士官が部下に怒鳴る。 「バイパスはすぐ間近だ!よーしっ!速度そのまま!」 「入るよ?」 音もなく開いたドアから顔を見せたのは、アニエスだ。 「ご苦労だな。アニエス大尉」 「ヘン……大尉なんて肩書き、堅苦しくってキライだって、何度も言ってるだろ?ダンナ」 「フッ……そうだったな」 「まいったよ。無理して出したジームの隊がエネルギー切れおこして、結局私達二人で大立ち回りさ……で?これで?」 「ああ。人類の砲弾のおかげでこの島の表層地盤はガタガタだ。この“天壇”の質量で押せば、バイパス口に詰まってた土砂はすべて押し出せる」 「まったく、神族もマヌケっちゃあ、マヌケだねぇ」 グラドロンが座るシートの背もたれにしなだれかかりながら、アニエスは笑った。 「戦後処理に大童だったとはいえ―――敵の武器やエネルギーを封印地点のこんな間近に置くなんて……私なら宇宙にでも放り出しちまうさ」 「そのおかげで、我々が生き残れるのだ」 「マヌケに感謝……」 「そうだ。バイパスさえ開けば、エネルギー切れのため稼働不能状態のメサイア部隊もようやく動かせる。冬眠状態のままの“飛龍”達もじゃ」 「ふふっ……屍鬼(グール)達の不死の軍団。私達の黒死騎士団、そして飛龍軍団。昔を思い出すねぇ……神族相手に大立ち回りを演じたグラドロンの軍団の復活かぁ」 ん?という顔で、アニエスは訊ねた。 「そういや、ここの人間共は?」 「子供や赤子は選別してダユーのラボへ。選別から漏れた者は食料庫行きじゃ」 「年寄りも?」 「これからゆっくり選別しますわ?」 ダユーは楽しげに言った。 「屍鬼(グール)になったのが20万。捕獲出来たのが5万匹。残りはエサになっちゃって……クスクス」 「―――ま、そういうことかい?」 ダユーのラボ 食料庫 エサ ……どういう意味かわかるアニエスにこの時出来たことは、表面上だけは平静さを保つだけ。 それだけで、アニエスは誰かに褒めて欲しいと本気で思った。 鬱陵島(うつりょうとう)への糖花島(とうかじま)接触から72時間後、糖花島(とうかじま)は再び離陸。日本海を日本列島へと移動を開始した。 84時間後、決死隊として鬱陵島(うつりょうとう)に上陸した陸軍兵士達が見たものは、砲撃によって廃墟と化した島と、屍鬼(グール)化した少数の民間人。 鬱陵島(うつりょうとう)被災時に存在したはずの28万人の姿は、島から完全に消えていた。 この事件の翌日。 韓国社会は、日本軍による鬱陵島(うつりょうとう)侵攻と断定。 国際社会が鬱陵島(うつりょうとう)に潜んでいた魔族軍が動いたと断じたのとは一線を画す動きを見せた。 この世論を受け、韓国議会は満場一致で対日全面戦争に向けた権限を李首相に付与。 李首相指揮下の元、韓国軍が動き出すきっかけとなる。 後に、「鬱陵島(うつりょうとう)事件」と呼ばれる出来事が、これである。
https://w.atwiki.jp/byakumu2/pages/2584.html
製作者:philo バスチアン=レオパール 性別:男 年齢:40歳 身長:181cm 体重:75kg 一人称:私 二人称:君、お前 所属:フォルセリア王国王立議会、知的生物権利保護委員会 娘:アニエス=レオパール フォルセリア王国筆頭貴族衆に名を連ねる貴族家であるレオパール公爵家の当主にして王立議会議長。政治家でもあり熱心な能力者の権利保護の活動家でもある。他にも学者、作家など多彩な側面を持った才人であり、能力者の研究書や能力者を題材にした小説を数多く執筆し、その著作は多くの国で翻訳されベストセラーになっている。 人柄は情熱家にして理想主義者。前女王時代には能力者の弾圧を何度も諌め、一時は投獄されて二週間も食事を与えられなかったこともある。フォルセリア建国戦争が起こると一族郎党をまとめて参戦し、その過程でアルバンやマドカ、大鉄と深い友情を育んだ。建国後は持ち前の政治の才能を生かして王立議会のまとめ役となり、生まれたばかりの国家の育成に全力を傾けた。 知的生物権利保護委員会にも籍を置いており、交友関係は非常に幅広い。モンスターとの対話も積極的に心がけ、助けられる命は極力助けようとする。娘のアニエスとはフォルセリアの政治から自らの創作、各種学問に至るまで様々なことを話し合う仲で、親子であると同時に夢を共有する同志という意識を持っている。反能力主義者のジオルドを何とか説得しようと腐心しており、何度も激論を繰り広げている。 能力は魔力操作。格闘家でもあるバスチアンは魔力を拳や足に纏わせて戦う術を使っているが、本人は戦いよりもっと夢のあることに能力を使いたいと考えており、よく子供たち相手に魔力の花火を上げてやったりしている。 フェイティアは大気中の魔力を吸収するメダル「アウリン」。 「能力者も一般人もモンスターも、皆が手を取り合って生きていける。そんな国を作りたいのだ!」 「ジオルド! 化け物などという存在はいない。いるとすれば、それは人の心の中にいるのだ!」 「アニエス、久々に父さんと一緒にお風呂に入らないか? ……ハッハッハ、冗談だよ。だからその物騒なものをしまいなさい」 バスチアン=レオパール バスチアン, 男性, 人間, AAAA, 180 特殊能力 切り払いLv1, 1, Lv2, 11, Lv3, 15, Lv4, 24, Lv5, 34 S防御Lv1, 1, Lv2, 8, Lv3, 12, Lv4, 24, Lv5, 33 不屈, 1 156, 154, 149, 142, 178, 160, 強気 SP, 50, 必中, 1, 熱血, 1, ド根性, 8, 気合, 15, 友情, 22, 鼓舞, 29 OSC_0027_0032.bmp, -.mid バスチアン=レオパール バスチアン=レオパール, (人間(バスチアン=レオパール専用)), 1, 2 陸, 4, M, 7000, 180 特殊能力 格闘武器=魔力を纏った拳 エネルギーシールドLv5=フォースシールド EN回復Lv2=アウリン 攻撃属性=夢 夢=解説 夢干渉 現実世界と意識世界の狭間に存在するモノをとらえる攻撃。 4600, 200, 1000, 80 BACA, OSC_0027_0032U.bmp フォースナックル, 1300, 1, 1, +0, -, -, -, AAAA, +0, 突魔 フォースキャノン, 1400, 1, 4, +0, -, 10, -, AAAA, +0, 魔 ドラゴンアッパー, 1800, 1, 1, +0, -, 20, 110, AAAA, +0, 突魔 ダイナミックドリーム, 2200, 1, 2, +0, -, 40, 120, AAAA, +0, 魔P バスチアン=レオパール 回避, 甘いなっ! 回避, のろいぞ! 回避, 日々の鍛錬を怠ったことはない。それゆえのこの体さばきよ! 回避, どこを見ている! ダメージ小, そんな腕前で、私をとれると思ったか! ダメージ小, やれやれ。何をしようというのだ ダメージ小, 悪いがその程度の力では、私はやれんな ダメージ小, 弱い者いじめになってしまうな、これでは ダメージ中, ぐぅっ! なかなかの力ではないか ダメージ中, 大したものだ……だが、私はやられんよ! ダメージ中, このバスチアンには夢がある。それをかなえるまでは、この命くれてやるわけにはいかんのだ! ダメージ中, 私も敵の多い身なのでな。君の雇い主の心当たりはありすぎて逆に思い当たらん ダメージ大, ぬぐぐぐ……! 私としたことが! ダメージ大, だいぶやられたが、この命さえ無事なら! ダメージ大, 死ぬわけにはいかん……多くの責任を引き受けた身なのだ! ダメージ大, 娘のためにも、陛下や祖国の民たちのためにも、私はここで生き延びる! ダメージ大, この程度の修羅場、フォルセリア建国戦争の時に比べればまるで児戯よ! 破壊, 不覚をとったか……! 破壊, 大したものだ……この私を打ち破るとは 射程外, 狙いを外すとはな。間の抜けた狙撃手だ 射程外, 方角は知れた。いまそこへ行くぞ! 攻撃, いくぞっ! 攻撃, たぁぁっ! 攻撃, せいやぁ! 攻撃, 私の夢を阻むならば、この拳にて打ち払うのみ! 攻撃, どんな敵が相手であろうとも、真正面から堂々と相手してくれよう! 攻撃, レオパール公爵バスチアン、いざ参る! 攻撃, 全力でお相手仕ろう 攻撃, 魔力と拳法の華麗なる融合、その身で味わわせてくれよう! 攻撃(ダイナミックドリーム), ならば全力で粉砕してくれる! 攻撃(ダイナミックドリーム), ダイナミックドリーム!.うおおおおぉぉぉ!! 攻撃(ダイナミックドリーム), 我が魔力を集中し、一気に炸裂させる! 攻撃(対アニエス=レオパール), さあ勝負だアニエス! 私はいつでも全力だぞ! 攻撃(対アニエス=レオパール), 我が娘よ、この拳と拳の語り合いもまた未来へと続く道なのだ! 攻撃(対アニエス=レオパール), お前があの学園で学んできたものを見せてもらおうか! 攻撃(対アルセム=アルカード), 殿下! 王国の未来のため、今日も鍛錬を重ねましょうぞ! 攻撃(対マドカ=姫神=ラインフォード), 思えば長い付き合いだな、マドカ鬼爵。今日もひとつ手合わせに付き合ってもらうぞ 攻撃(対ジェフ=姫神=ラインフォード), 君こそがフォルセリアの未来を背負うのだ。私のすべてを伝授して進ぜよう 攻撃(対アウル=パルラージ), 若いうちはやんちゃも結構。だが、いずれ腰を据える必要はあるぞ 攻撃(対高見沢大鉄), 相変わらずのようだな、大鉄。君の武勇伝は私の耳にも伝わっているぞ 攻撃(対高見沢秀一), かの高見沢子爵の後継、どれほどのものか見せてもらおうか! 攻撃(対高見沢秀一), かの学園ではなかなか派手にやってるそうだな。結構、それでこそ大鉄の息子よ 攻撃(対高見沢秀一), 私もまたあの戦争を潜り抜けてきた一人だ。その思いを秘めた拳を君に見せよう! 攻撃(対高見沢ミチカ), かの島の自警団の副団長を務めたのだったか? 高見沢家は多士済々だな 攻撃(対高見沢ミチカ), 歌はいいものだ。戦いで傷つき、荒れ果てた心を癒してくれる 攻撃(対ローランド=サミュエル), いざや勝負だ、サミュエル卿。どちらが王の守り手にふさわしいか、試してみようではないか! 攻撃(対ローランド=サミュエル), あの戦いを思い出すな、ローランド。お互いにこうして共に在れること、神に感謝しよう 攻撃(対ジオルド=リィメルク), ジオルド! お前のその歪んだ思想、私がこの拳で正す! 攻撃(対ジオルド=リィメルク), この世に能力者がおらずとも、人は愚かな戦争を繰り返してきた。なぜ能力者だけを悪と断定するのだ! 攻撃(対ジオルド=リィメルク), お前のその手の銃で、私の命はたやすく散るのだ。ならば、その銃も化け物であろう! 攻撃(対リチャード=バーンシュタイン), リチャード殿、ここで会ったのも何かの縁だ。ひとつ技を競うとしようか 攻撃(対マリアベル=バーンシュタイン), 久しいな、マリアベル嬢。お互いに使命の多い身だが、共に励んでいこうではないか 攻撃(対マリアベル=バーンシュタイン), アンデッドにも共感すべき立場の者はいるのだ。ただ全部浄化すればいいとは限らないぞ 攻撃(対アルフレート=バーンシュタイン), お互いなすべき事は山とあるな、アルフレート 攻撃(対フリエル=アルシュタイン), アルシュタインの長女か。フォルセリア建国戦争を戦い抜いたこの拳、ひとつ披露させていただこう! 攻撃(対フーベルトゥス=アルシュタイン), 聖戦などと! ただの虐殺を賛美するなど、人の道に外れた行いだぞ! 攻撃(対リーゼアリア=デアフリンガー), 君もまたこの世界を共に生きる仲間なのだ。仲良くやろう 攻撃(対リーゼアリア=デアフリンガー), 長命種か……ヒトより長いその寿命で、君達は何を見てきたのだろうな 攻撃(対リーゼアリア=デアフリンガー), 正義とは何かとは私も常々考えている。少なくともそれは、人を害するものであってはならないと思うよ 攻撃(対エーリカ=フリューゲル), 君はいつ見ても変わらないな、エーリカ。私は立派なおじさんだというのに、長命種とは面白いものだよ 攻撃(対エーリカ=フリューゲル), 君の店には色々と世話になっているのでな。恩返しもかねて手合わせの相手をしよう 攻撃(対エリグレーテ=ニーベルング), 久しいな、エリグレーテ。ハインリヒやジークムントは元気にしているかな 攻撃(対ジヴァス=ジハード), 貴方がジハード武国の王、ジヴァス殿か。私はバスチアン、フォルセリア王国を支える一人だ! 攻撃(対ジヴァス=ジハード), 貴方は決闘を愛されると聞く。ならば私も持てる力のすべてでお相手仕ろう! 攻撃(対コーザ=アウトレイ), あえて無用に暴力を振るい、罪のない人を傷つけようというなら、私が君を止めて見せよう! 攻撃(対アメリア=ゼファー), 君には人間を恨む権利がある。だが、人間にもモンスターを恨む者がいるのを忘れるな! 攻撃(対アメリア=ゼファー), 無益な争いをやめて話し合おう。私も君の一族を殺した犯人を探すのに協力は惜しまないつもりだ! 攻撃(対フィエナ=グリード), たとえ魔族になろうとも、それで楽園になるわけではない。楽園とは、相互理解の先にあるのだ! 攻撃(対フィエナ=グリード), せっかく再び得た命、なるべくなら夢のあることに使おうとは思わないか? 攻撃(対グラム=フィルニス), 家の再興か、その思いはよくわかる。私とて一族を率いる身ゆえな 攻撃(対グラム=フィルニス), お互いの誇りと家名とをかけて堂々と勝負だ。レオパール公爵、いざ参る! 攻撃(対竜木御前), 我がフォルセリア王国は魔族との交流も重んじる。さあ、存分に分かり合おうではないか 攻撃(対竜木御前), 貴方ほどの使い手を前に私でお相手ができるかはわからぬが、全力をお見せいたそう 攻撃(対雪木姫), 人間相手だからとて遠慮はいらぬ。君の全力でかかってきたまえ 攻撃(対雪木姫), アニエスを思い出すな……君のような可能性に満ちた後継を得るとは、御前も幸せ者だな 攻撃(対覇神クーネ), 偉大なる覇神よ、一手お手合わせ願おう! 攻撃(対覇神クーネ), 貴方が人と魔の本質に気付かれたのは偉大なことだ。いずれ貴方が大勢の人と魔族を助けることになるだろう 攻撃(対崩神ルーバ), 強壮なる崩神よ、一手お手合わせ願おう! 攻撃(対崩神ルーバ), 姉君とはまただいぶ雰囲気の異なる御仁だな。だが、その優しき心は同じか 攻撃(対フェネク=フィーニクス), 聖なる不死鳥の化身が相手とは光栄の極みだ。私の全力でお相手いたそう 攻撃(対フェネク=フィーニクス), たとえ魔力は衰えていても、私よりはるかに長い時を生きたお方だ。学ぶところは多いことだろう 攻撃(対アンドレアス=サンダルフォン), 確かに悪い能力者はいる。だが、それを裁くのは法の役目ではないか! 攻撃(対アンドレアス=サンダルフォン), 危険能力者と見れば即座に殺害する、そのやり方はあまりに野蛮だ。もっと穏健な方法があるはずだ! 攻撃(対アーメア=クレイウィン), モンスターといえども神の作りたもうた生命だ。いたずらに壊していいはずはない! 攻撃(対アーメア=クレイウィン), 人間は鈍器になどなれはしないよ。それは単なる思考停止にすぎないのだよ 攻撃(対ダミアン=フェクター), 君はステインドクロスでも話のわかる人間のようだな。君のような者ばかりだと助かるのだが 攻撃(対ダミアン=フェクター), 危険な能力を封印できるのか。しかし、一般人でも銃を振りかざして暴れる危険人物は数多いぞ? 攻撃(対孫姫), これはまた、三国志の世界から抜け出てきたような武人だな。法王聖下のもとには面白い人材がいるものだ 攻撃(対孫姫), 歴史や故事にも詳しいようだな。ならば私の書いたものにも興味を持っていただけるかと思うのだが 攻撃(対アウグスト=ベルルスコーニ), なんと乱暴な! 神の名のもとに虐殺をするなど、野蛮そのものだ! 攻撃(対アウグスト=ベルルスコーニ), 過去に繰り返された過ちを今またやるなら、私がそれを止めてくれる! 攻撃(対マリン=ネッフェル), 敬虔な神の信徒よ、フォルセリアの戦士バスチアンがお相手いたそう 攻撃(対マリン=ネッフェル), 君の道は険しく、試練に満ちていることだろうな。だが、それを歩むことに意味は必ずあるはずだ 攻撃(対碁藤ナガラ), 遠距離戦でも私の魔力は届くぞ。距離を詰めればそれで私の勝ちだ! 攻撃(対碁藤ナガラ), 学び舎を戦場に変えてまで君達は何を求めていたのだ? 私達のように迫害されていたわけでもあるまいに 攻撃(対或真魂継), 能力者至上主義など間違っている! それでは能力者への偏見を増すだけだぞ! 攻撃(対或真魂継), なんという気迫だ。惜しむらくは、それだけの力を持ちながら道を誤っていることだな 攻撃(対春日居小宵), 風を操る能力者か。距離を詰めないと危ないな 攻撃(対春日居小宵), 我が国にも戦乱の果てに心を壊してしまった者は数多くいたよ。だが、他人を害するならば止めねばなるまい 攻撃(対オデット=ローラン), 魔力の使い方が洗練されていないな。それでは私の技術には及ばんよ 攻撃(対オデット=ローラン), 殺戮に酔い、自制心すら失った人間に革命が語れるはずがあるまい! 攻撃(対虎崎王華), パワータイプの能力者か。いいだろう、ひとつ力比べといこう 攻撃(対槍崎昭人), 思い人を大事にするのは結構だが、周りの人間のことも考えてやるべきではないか? 攻撃(対兎田葵), 殺し屋などに、おいそれと手にかかってやるわけにはいかんな 攻撃(対澱姫), この外道め! 能力者は貴様の道具ではないぞ! 攻撃(対禍求夜), 貴様はその呪われた生命を維持するために一体何人の生命を犠牲にしてきたのだ!? 攻撃(対カイン=サヴィアル), 我が国もテロリストの被害には散々悩まされてきたのでな。始末できる時に、きっちり始末させてもらおう! 攻撃(対霜月空也), 少年兵か。なかなかの練度のようだが、歴戦の勇士である私を討ち取るには及ばんぞ! 攻撃(対新宮泰), 身内のために戦いに身を投じるか。惜しいな、我がフォルセリアに来れば生きる道をいくらでも用意できたものを 攻撃(対四季河原賽), おお、君があの論文の作者か! あれは私の愛読書の一つでね、よければ詳しい話を聞かせてもらいたい 攻撃(対四季河原賽), 能力者嫌いでなければ我が国の科学技術省に招聘したかったのだが。惜しい、実に惜しいことだ バスチアン=レオパール フォースナックル, スーパーパンチ 青 フォースキャノン, 波動放射 青 ドラゴンアッパー(準備), 粒子集中 青 ドラゴンアッパー(攻撃), アッパー ドラゴンアッパー(命中), 超アッパー;超爆発 ダイナミックドリーム(準備), オーラ上昇 青 ダイナミックドリーム(攻撃), スーパータックル 青 ダイナミックドリーム(命中), スーパータックル 青;光大噴出 青;大放電 青 指定アイコン パイロットとユニットのアイコンはFJ3様のOSC_0027_0032.bmpとOSC_0027_0032U.bmpを指定させていただきます。
https://w.atwiki.jp/custime/pages/73.html
495年Ver1 フランドール・スカーレット 東方 メモメモです 大瑠璃あやみ プリティーリズム・ディアマイフューチャー りず リズナ・ランフビット ランス RANCE にぃとアイドル 双葉杏 アイドルマスター シンデレラガールズ アイマス THE IDOLM@STER ALEXの嫁 泉こなた らきすた らき☆すた 殺人鬼的 京子 これはゾンビですか 美影 美影さん とっぱら~ざしきわらしのはなし~ アイドル 星井美希 アイマス アイドルマスター THE IDOLM@STER 赤髪メイド アイリ クイーンズブレイド 謎陰陽師 上葉みあ プリティーリズム・ディアマイフューチャー マルチ マルチ To Heart トゥ・ハート トゥハート 聖羅月 月野うさぎ セーラームーン 日向 夏美 日向夏美 ケロロ軍曹 謎陰陽師 上葉みあ プリティーリズム・ディアマイフューチャー 天然堕天使 フロン 魔界戦記ディスガイア4 日焼けポコ 木之本桜 カードキャプターさくら 天然愛天使 フロン 魔界戦記ディスガイア4 月と兎 月野うさぎ セーラームーン F \赤いの10 上月由仁子 アクセル・ワールド Pスーツ白 綾波レイ 新世紀エヴァンゲリオン @うさぎさん シャルロット・デュノア IS インフィニット・ストラトス 変態で天才 レザード・ヴァレス ヴァルキリープロファイル 道程の少女 青木れいか スマイルプリキュア ミニゲームの鬼 高良みゆき らき☆すた らきすた 中津静流 中津静流 Rewrite すばら 花田煌 咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 学級委員長 小牧愛佳 ToHeart2 ティンクル眼鏡 沙羅 ジュエルペットてぃんくる 天然愛天使(再) フロン 魔界戦記ディスガイア4 重力振り切ってるんじゃないのぉ 文学少女 男子高校生の日常 @地団駄(制服) 千反田える 氷菓 アニエチュ アニエス・シュヴァリエ・ド・ミラン ゼロの使い魔 きょにゅの担い手(同年) ティファニア ゼロの使い魔 このエロ犬~ ルイズ・フランソワーズ・ ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール ゼロの使い魔 くい~ん アンリエッタ ゼロの使い魔 sinobi 忍野忍 物語 コメント
https://w.atwiki.jp/filinion/pages/386.html
【22巻/概要】 ・神界の霧の異形部隊、‘合成獣(キメラ)部隊’が襲撃してくる話 背景/設定 ・キメラ化の技術は、‘神界の霧’の母体となったヨルツヘルム王国の高位技術。 旧時代は、一部の特殊部隊で使用された。 被験者は合成された魔獣の力を取得し異形の姿と超パワーを得るが、代償として肉体・精神ともに著しくバランスを崩す(個体差あり)。 故に、『命令の不実行』『一つの戦局で勝利しても、その後の自軍への損害が大きい』など、戦術として運用するには不確定要素が大きい ・今回の襲撃は、上記のデメリットを把握した上で、襲撃をかけてくる。 部隊内容 ・下級兵士:昆虫系。外骨格、爪、牙、特殊能力(鱗粉、音波攻撃など)。 被験者の自我は合成時に崩壊しており、主に捕食本能にで行動。 ・中級兵士:獣系。 被験者の自我は半分くらい残っている。 『これは、選ばれた私に与えられた素晴らしい力だ!』系や、 『暗い、寒い、殺して、殺してクレメンス』系など。 95:拾郎 2021/06/13 (Sun) 17 18 25 【22巻/展開】 A案:王道直接バトル 序:敵幹部シルエット(誕生日の童謡を口ずさんでいる)背後にはキメラ部隊 起フェイズ ・アディール達が滞在する街にキメラ部隊襲撃 ・直前まで日常パート。先代サーシャ(現第四課課長)の護衛のため滞在中 ・会話にて、 先代サーシャ「あの方もお手伝いに来てくれるそうです。久ぶりにお会いできるのも楽しみです」 アディール「・・・アイツが来るのか」 ←アディールも面識のある人物の増援の示唆 ・キメラ部隊の襲撃。 キメラの特異性に戸惑うも、弱点(高レベルの再生能力 → 頭部破壊により一撃撃破可能)に気づき各個撃破していく ・乱戦の中、アディールはサーシャと逸れる 承フェイズ ・サーシャ、仮面をつけたキメラと戦闘、苦戦 ・アディール参上!渾身の一撃で仮面ごと頭部破壊を試みる ←「待ってアディール!」 ・一撃は逸れ、仮面のみ破壊 →割れた仮面の下からは、「やはり貴方だったのね・・・フランク・ラパード! ※場面転換:敵幹部「さて、どうしますか?お仲間を救うか?ひと思いにとどめを刺すか?・・・どちらも不正解」 転フェイズ ・フランクに意識は無いが、本人の戦闘センスで合成されたキメラの能力を使いこなしていく ・アディール サーシャ、躊躇しつつも部位攻撃等をしていくうちに状況悪化 →「・・・サーシャ、頼みがある」「分かっているわよ、アディール。・・・最後まで貴女の好きなようにやりなさい」 ・アディール、「全力の手加減攻撃」で無力化を試みる ・フランクに合成されていた二体目の魔獣が覚醒 → 「1胴2脚3頭4腕6眼」の姿に ※敵幹部:「二獣合成にはフランク・ラパードの肉体が必要だった」 「その覚醒にはあなた方との戦闘が必要だった」 「おめでとう。今日は怪物の誕生日。そして貴女は怪物の母親だ」(再び誕生日の童謡を口ずさむ) 96:拾郎 2021/06/13 (Sun) 23 00 15 結フェイズ ・覚醒フランク・ラパードを封じ込める ①アディール、サーシャの合体攻撃で押さえ込む→アディール、刺し違える覚悟 ②先代サーシャが『奇跡』により、アディールの防御力をあげ、なんとか耐える ③増援として登場のアニエスたんが、『時止め』により、フランクの魔獣部位を時間凍結→フランク、意識が戻る 終フェイズ ・サーシャの政治手腕で、『十二課』を新設し、フランクはそこの預りとなる→現状のフランクの権利を保証する最大の手段 ・アニエスたん、フランクと会話『時止め解除は、貴方の意識で可能。解除中は、魔獣の力を開放できる。ただし、時は戻る事はない。開放中の魔獣が一定まで進化すれば・・・』『時間切れって、ね。』 ボロボロのアディール登場。外見上の怪我はアディールの方が大きい。『歓迎会か帰還祝いの相談か?』『気楽でいいなお前は、これから一生 怪物の母 と呼ばれるんだぞ?』『あんたにとっては 命の恩人 だし、私にとっては只のフランクだ。・・・それで十分じゃないか』『・・・そうだな』『そうね』 97:拾郎 2021/06/19 (Sat) 09 45 21 B案:状況対応型 →変化していく状況中でのシュチュエーション劇 序:キメラ軍団の街襲撃シーン ・街で開催される法王庁側重要イベント阻止のため、キメラ軍団による強襲 ・イベント護衛任務中の聖騎士団、キメラ軍団を迎撃に苦戦 →聖騎士ロカイ( 10参照)を中心になんとか持ちこたえる。 ・サーシャ、乱戦の中でアディ―ルとはぐれる。 ・キメラ軍団、要人を乗せた馬車を襲撃 → 石畳が壁となり防御 ・馬車の中でお茶を飲むアニエスたん。キメラの特徴を解説しながら、対応する錬成印を組み続ける。 ・「そしてここには、・・・彼がいる」 →第一課課長代行マディン登場、気弾連打で一般キメラを殲滅 ・マディン「流れは引き戻しました。・・・異端者たちを押し込みます」→「はいはい、お仕事開始」マディンが連れてきた‘罪人’。やせ型、ボサボサ髪の盗賊タイプ。 ・キメラ軍団、壊滅。→サーシャ「アディールが、・・・いない」 起フェイズ ・聖騎士ロカイ、街の被害を確認しながら巡回中、廃屋でアディール発見。 ・廃屋には血の匂いが充満。アディール、壁によりかかり動かない。 ・「ロカイか、サーシャを呼んできてくれ。他のみんなには内緒で頼む」 「アディールさん、みんな探してましたよ!ケガをされているんですか!?一度本部に戻られて・・・」 「ケガは大した事はない・・・、悪い、頼む」 ・ロカイ、本部からこっそりサーシャを連れ出すが、‘罪人’に目撃される。「新しいお仕事、開始っと」 98:拾郎 2021/06/19 (Sat) 11 48 47 転フェイズ ・サーシャ、廃屋へ。ロカイ「自分はここで待機しています」 ・サーシャ、アディールと再会。アディールは疲弊しているが、大きな外傷は無し。 ・サーシャ「話をするまえに・・・」水、食料を差し入れ。「助かる」「次はロカイ君も誘ってランチに行きましょう」 ・アディール、食べながら状況を説明。 キメラ部隊襲撃時の乱戦中に、上位キメラと遭遇。 かろうじて倒し、とどめを刺そうとした際に、キメラに変異が起こる。 「変異?」「説明するより見た方が早い」 地下室にサーシャを案内 →聖バロスの鎖に繋がれた意識のない、フランク・ラパード 「フランク?」駆け寄ろうとするサーシャを止めるアディール。 その鼻先を、フランクの肩口より隆起した魔獣が威嚇する 「本人に意識は無いが、魔獣はまだ生きている。活性化の状況に波があるから聖バロスの鎖でさえ、拘束が難しい時もある。・・・その時は、これでおとなしくなってもらう」→アディール、背中に背負った槍を示唆 ・状況の確認 ①第一課に見つかれば、フランクは異端として処分されてしまう ②アディールはフランクの意識を戻そうと何度も試みたが、効果無し ③時折活性化するフランクの魔獣は、活性化の度に強化されている感じがする ④フランクを元に戻す手段は検討もつかないが、アディールは望みを捨てていない →第二部の最後で、仲間は圧倒的な戦力差の中、アディールを信じて散っていった。「だから私も最後まで信じる」 ・「無駄だとおもうよ」 →ロカイの首筋に短剣を突き付けた盗賊が登場 99:拾郎 2021/06/19 (Sat) 16 14 07 転フェイズ( 98は承フェイズでした) ・‘罪人’ロカイを人質に取り、アディールとサーシャに動くなと指示。「間もなく、マディン司祭が駆けつける。仕事は早く片付いたほうがいい。・・・お互いね」 ・サーシャと罪人の会話劇。サーシャが何気ない会話から‘罪人の背景と目的’を探る。 →罪人は、「元暗殺者。マディンに捉えられていた」「手柄を立て、マディンに評価される事が望み(忠誠心は無いが、マディンに対する承認欲求は非常に高い」 ・サーシャ、罪人と交渉し、罪人を揺さぶる 「キメラ一体補足するより、‘裏切者の異端審問官’を捉えた方が、マディン代行の評価もあがる」 「‘裏切り者’である確実な証拠があれば、生死は問われない」 「マディン到着まで、後5分というところかしら?」 ・アディール、フランクの活性化が近い事に気づく。 →この状況で覚醒したら抑えられない ・ロカイ、人質となりながらも、冷静に状況を観測。 →法王庁上位権限者が通信に使用するAFを罪人が所持している事を確認 ・罪人、サーシャの条件を飲み、アディールとの戦闘を承諾。 →サーシャとロカイは拘束。 ・アディール、罪人と戦闘しながら、覚醒直前のフランクに一撃をぶち込む →フランク、大ダメージを受けるも覚醒 ・マディン、到着「・・・これより‘異端審問’を開始する」 ※幕間:黒幕の敵幹部 「君たちの結束は、外から攻撃には強いが・・・」 「内部に侵入した異物には、脆い」 「その異物は決して取り除く事は出来ない」 「さあ、迷っている時間はない。・・・どこまで‘切り離す’?」 100:拾郎 2021/06/19 (Sat) 20 31 52 結フェイズ ・再生するフランクの前に庇うように立つアディール、対峙するマディン→ 11(六巻)のシーンの再現 ・マディンを説得しつつ、フランクの暴走を食い止めようとするアディール ・罪人は、拘束を解除したロカイとサーシャと対峙。 →『殺しにくる』攻撃にダメージを負うが、通信AFを奪取。 ・アディールの攻撃では、フランクは止まらない。が、マディンが多重攻撃。→仲間を信頼し、失いたくない思いはマディンも同じ→回想シーン クルア・セルアの大爆発の中、アニスが全身を燃やし尽くす事で炎の防壁を張り、マディンを救った ・オチはA案と同様、通信Afにより駆けつけたアニエスたんによる『時止め』で、フランク活動停止。 101:拾郎 2021/06/27 (Sun) 16 59 17 【設定】フランク・ラパード ・強靭な肉体と精神を持つ=複数魔獣合成の素材の一つとして、神界の霧に拉致・拘束される( 81 ・合成実験に、ただ一人適合。本人の精神も浸食してくる魔獣の本能を抑え込む。 ・神界の霧、「遅行性の猛毒」として、 88のアディールと同様、別人格を憑依させて、襲撃犯に加える ・フランクの処遇を巡り、法王庁の主要メンバーを対立させるのが狙い ・なお、フランクは時間差で憑依人格により100%覚醒する設定 ⇒「助けようとする程、状況は悪化する」 覚醒フランクの足止めシーン ①アディール、説得に成功したマディンと共に、フランクを足止め→アニエスによる時間錬成「時止め」が発動するまでの時間稼ぎ ②マディン、卍解による多重攻撃 →覚醒フランク、超反応により全ての攻撃を捌ききる ③マディンの攻撃は囮、背後より罪人が‘鋼糸’により、フランクの首に巻き付けようとする →フランク、直前で回避し逆にカウンターの一撃。 ④カウンターが僅かに遅くなる →サーシャの重力操作系AF( 11参照)による援護 →鋼糸、でフランクを拘束 ⑤アディール、猛然とダッシュ。フランクを静止させるべく一撃を放つ。 ⑥フランク、憑依人格による完全覚醒 →全員吹き飛び、大ダメージ。アニエスの詠唱も中断。至近距離にいたアディールの負傷が一番大きい。 ⑦フランクをマディン一人で対峙するが、圧倒的劣勢 ⑧神界の霧の黒幕、望んでいた展開にニヤリ。 ⑨倒れたアディールをロカイが支える。 「聞こえますか、アディールさん」 「フランクさんは、まだ戦っています」←フランク本来の精神の抵抗による、肉体的兆候を示唆 アディール、ふらふらと歩きだす。 ⑩マディンを圧倒するフランクの前に、棒立ち状態で立ちふさがるアディール。 フランクの攻撃を、ふわりと避けた後、呟く。 「お前の言う通りだ、ロカイ。・・・諦めの悪い奴だよな」 ⑪アディール、最後の力を振り絞り、怒涛の連続攻撃。フランクに反撃も再生の隙も与えない。既に詠唱再開しているアニエス。サーシャ、罪人も援護。 ⑫時止め、発動 →魔獣因子(仮)を止められたフランク、人間態に →どちらの人格が残っているかは分からない ⑬「・・・ひでえ顔だな、アディール。ボコボコじゃねえか」「・・・お前程じゃないさ」 深い安堵の溜息と、ささやかな笑いでシーン終了。 102:拾郎 2021/06/27 (Sun) 17 14 35 【設定】‘赤き衣の’マディン(第三部仕様) ・法王庁第一課課長代行に就任 ・初登場時( 11)では、『任務の為にはいかなる犠牲も辞さない』的なキャラクター ・第二部では、『任務の為にはいかなる犠牲も辞さないという強い使命感で、自分の意志を抑え込んでいる』という掘り下げ →自身の指名に疑問を持つが、抑え込んで遂行していた ・第二部ラスト、仲間の犠牲により心境の変化あり。アディール同様、仲間の意志を背負って立ち向かう決意。 ・フランクの処遇については、アディールの思いに一定の理解を示すが、「異端審問議長 鉄の教典 ヴァイユ・フォンフェッサーは、‘大聖伐’を発動させたほどの人物。自分程度も説得させる事ができなければ、新議長を説得させることなど到底不可能」というスタンスで、アディールと対峙 ・なんだかんだで、結構「チョロい人」だと思う。 103:拾郎 2021/06/27 (Sun) 17 28 26 【設定】‘罪人’ ・元暗殺者。過去にマディンと対峙し破れ、マディンに対し強い憧憬を抱いている ・マディンの命令には忠実だが、「マディンが喜ぶから」と、独断で先走る事も。 ・今回のシナリオで状況を掻きまわす役どころ。 ・性別、年齢、外見などは現時点で未設定 ・この時代の元‘死神’、もしくは後の‘死神’を想定 ・‘狂気’と‘純粋さ’が見え隠れするキャラクターを想定しているが、おそらくそんなにうまく描写できない ・サーシャに心理戦を仕掛けられ、サーシャの見せ場を作るのも今回の役どころ 104:拾郎 2021/07/02 (Fri) 20 03 17 【22巻・B案・終(エンディング)フェイズ】 前半 ・異端審議会(課長会議)シーン ・第一課課長代行マディン、第二課課長代行サーシャが、前回会議( 80参照)で承認された「十一課新設」に加えて「十二課新設」を提案 ・「十二課のコンセプト:‘猟犬部隊’」 →各課報告による神界の霧による被害拡大、短期決戦の必要性を訴え、関心を招く ・骨太案として、「当初十一課課長候補であったフランク・ラパート( 81参照)を十二課課長へ推薦」 ・「十一課新課長として、マディンが移動」「第一課課長に、帰還した‘裁きの右腕’プライム・ターク’が就任」 ・フランクの推薦理由については、「キメラ部隊襲撃の際、多大な貢献をした」ため →マディン、表情を変えずに報告 →サーシャ、平然としながらも「口裏合わせ」のシーンを回想 →‘最大の障害’を乗り切るための最善の策をアニエス等と協議した結果 →「まさか、マディンが乗るとは、ね」 ・‘最大の障害’である異端新議長‘鉄の経典’ヴァイユ・ホンフェッサー、 「採決の前に一つだけ、確認させてもらう」 「・・・審議会での貴公の発言、一切の偽りがない事をこの異端審問印(マグノリア)に使えるか、マディン課長代行?」 ・迫真のヴァイユ、緊迫した表情のサーシャ、表面上は表情を変えないマディンのアップ →場面転換 105:拾郎 2021/07/05 (Mon) 19 39 58 後編 ・どこかの治療院での会話劇 ・フランク(全身ぐるぐる巻き)「ガキの頃、気に入らねえ奴がいたよ。下らない理由で大喧嘩した後、まあまあ仲良くなった。・・・コイツはこういう奴ってのが、良く分ったからな」 ・アディール(両腕に添え木)「この間、初めてサーシャに、初めて〇〇を食べさせた。見た目はアレでも、食べてみると意外にイケるものは、世の中には沢山ある」 ・フランク アディール「・・・こういう事だろ?」 ・ロカイ(果物を剝きながら)「そうですね。・・・いや違うかな」 ・アニエス(紅茶を飲みながら)「全然違うわ。植物の種を想像して」 植物の種は光と水で成長 → 種に相当する魔獣の胚がフランクに移植されている →光と水の代わりにフランクの血肉で急速に成長 →アディールが『時間遡行』錬成印を胚に施す事で、胚の状態まで戻している →フランクの意志で血を流す事で魔獣化可能 →錬成印を発動させる事で、胚の状態まで遡行する事が可能 →変身の代償としてフランクには多大な負荷がかかる →制御の補助として異端審問印(マグノリア)で負担を軽くできる ・「付き合ってみればいい奴、・・・だいたいあってるな」「食べてみれば意外と上手い。・・・うん、間違ってない」 苦笑するアニエス、そのポジティブさは必要とされるかもしれない ・アディール「まあ、頑張れよ、‘十二課課長’。・・・課長就任の暁には、一杯おごってくれ」 ロカイ「私自身が未熟の身であり、掛ける言葉として適切ではないかもしないですが・・・‘最初の猟犬’の称号は決して不名誉なものではないと思います」 アニエス「‘怪物の母’・・・そう呼ばれる覚悟はあるから、ここまで来たのよ。」 全員が一言づつ残して出て行った後、フランクがつぶやく 「そんな大層な呼び名は関係ねエよ。・・・お前たちは俺の‘命の恩人’だ。借りは返す、必ずな」 23巻へつづく 106:拾郎 2021/07/11 (Sun) 22 09 50 【22巻・所感】 A案とB案、思っていたより差が無かった。 『成長していく敵キャラを、なんとかして止める』、『登場するキャラの思惑と立場で、変化する状況に応じた最適解がもとめられる』にしたかったけど、演出は難しいね。 現時点では、B案でいい気がします。 暗殺者の罪人のキャラが立ちそうな気配があるし。 何となく書いてて楽しかったのはB案の方でした。 一方でアディールについても、少しキャラの理解が進んだ気がします。 『自身の信念(今回はフランクを助ける)は、どんな状況でもブレないし諦めないけど、折れそうになることもある』 今回はロカイのアドバイスで、折れる直前に踏みとどまったパターン。 今後の終盤展開に生かせると思います。 フランクは、『善性も使命感も持ち合わせていないけど、恩は必ず返す』人間かな、と。 必要以上に働く気はないが、アディール達がどれ程の思いと労力で助けてくれたのは理解しているので、相当しんどい立場での十二課課長を引き受け、遂行する。 初登場のエピソード 8にも、『恩は必ず返す』流れを還元したいたです。 107:拾郎 2021/07/11 (Sun) 22 15 49 【23巻・予告】 『いわば、原初の巨神を完全体にする最後の鍵』 『白き腕と、この才能が揃えば・・・』 『信じられん。まだ子供だぞ』 『AFの複数同時可動、だと?』 『少年、名はなんという?』 『アウグス、・・・アウグス・フォルケンス』 Coming soon 108:拾郎 2021/07/14 (Wed) 00 08 44 【22巻・書き下ろし】 法王庁異端審議録・機密事項第七階位 十二課課長フランク・ラパードに関する報告書 ・ある人物による十二課課長となったフランク・ラパードの行動監視記録 ・投入された前線では、圧倒的戦績 ・追加配属された訳ありの『猟犬』である部下達に対し、独自の指導法でまとめあげ文字通りの『猟犬部隊』を組織 ・不誠実な人間性だが、仕事振りは至って堅実 ・ある聖務にて、フランクの肉体に封印されている『第三の魔獣』の存在を確認 ・『第三の魔獣』について、以下、記録抹消 ・異端審議長決裁により、神聖暦48年新月に凍結処分 ・『猟犬は予想通りの活躍をし、予定通りに処分された』 109:拾郎 2021/07/18 (Sun) 11 26 55 103 【設定・罪人補足】 『マディンに対して忠実な、元暗殺者』以外には、殆ど未設定だけど、『過去因縁』だけは決まっています ①子供の頃から『何でもできる人』だった。周囲には『凄い』と言われ続け、いつの間にか否定する人がいなくなった。心に隙間が広がっていく。 ②『いいこと』が自分でも分からなくなった頃、『叱ってくれる人』に出会ったが、叱ってくれる人は程なくして死亡してしまう。心の隙間は決定的に広がり、塞げなくなる。 ③その後、『叱ってくれる人』の面影を求めて『悪いこと』をやり続ける。『悪いこと』の究極である『暗殺者』となるが、そこでも『天賦の才』『確実な死をもたらす者、 死神 だ』と協賛しかされない。 ④ある仕事でマディンと対峙し、互角に渡り合う。戦いの中、マディンが暗殺者の願いを『理解した』事で、暗殺者はマディンに対して投降。 ⑤マディンが『叱ってくれる人』の代役になった訳ではないが、『理解してくれた』事により、暗殺者の心の隙間は、ある程度満たされる。マディンは、『自分の目的は他人に決められる事ではなく、自分で決めろ』というスタイル。罪人となった暗殺者は、『マディンの求める事→マディンに認められる事』を自主的に行動するようになり、時に暴走する。 『痩せ気味の影のある青年』のイメージだけど、性別が男だとクレイジーサイコホ○っぽくなってしまうかな? 110:拾郎 2021/07/20 (Tue) 00 25 35 【設定・22巻の敵幹部】 ・キメラ部隊の指揮官 ・フランクを拉致・実験材料とし、アディール達にぶち当てた張本人 ・フランクを実験材料にしたのは、テロ 81で瀕死となるが生き残ったフランクの生命力が、複合型キメラの素体に適していると思ったから。 ・フランクは敢えて『助けられる』『元に戻せる』という希望をもたせる事で、法王庁側の被害を拡大させる。またその処遇を巡って、法王庁陣営を分断させるのが狙い。 ・読者のヘイトを集める悪役らしい悪役 ・正体は第二部最終話を生き延びた自動人形ケーン。『アディールなら僅かな希望をエサにすれば、必ずフランクを助けようとする』 ・22巻の時点では正体は明かさないが、『オートメイルの駆動音』、『アディールへの執着』など、『コイツの正体は、あの自動人形じゃないかな?』と匂わせる描写は入れておく ・最終決戦では、スッキリするやられ方をする予定
https://w.atwiki.jp/ranobesaikyou/pages/1321.html
. 【共通設定】 神器:世界中の聖地、神地とされる場所で発見される紅玉。別名「悲運の石」「盤古の珠」。 森羅万象のいろんな属性の神がいるが、近代以降に生まれた物質には神が宿っていない。 そういった神性のない物質の神様を生み出すもの。 これを取り込んだ人間は神となり、物質を操ることができる。 神になると人間には戻れない。 作中ではガラス、人造石、銃器、車の神が生まれた。 神に死という概念は無く、ビルから落下、水に入ったり、撃たれたり、爆弾で吹っ飛んだり 全身を砕いても死なず、数十秒ほどで自動的に治癒する。 代償として能力や治癒を行使するほど、その体は末端から属性の物質に還っていく。 限界を超えると全身が物質に還り、 最終的には意識も薄くなって、未来永劫その魂を物質に止める存在になる。 その呪縛を逃れるには精霊流し等の魂をあの世に送る行為が必要。 常人なら能力一回で全身が物質化してしまう。 体や精神を鍛えていたり、神性の高い服(例えば巫女服)を着ていれば物質化を抑えれる。 さらに道術を修めたり、信心深い者は代償をほぼゼロにできる。 神は互いに同族がわかる。(はずなのにヒロインは友人や敵が神なことに気づかなかったとかは内緒だぞ) 【作品名】巫女と銃器とハルマゲドン 【名前】王東明 【属性】銃器の神様(元人間の人外)、中国人民解放軍陸軍少校 【大きさ】長身で体格のいい成人男性並 【攻撃力】軍人並 対戦車ロケット、機関銃、拳銃、その他大小さまざまな銃火器十数種類以上 数百丁ぐらいを能力で浮遊させて所持している。 敵の頭上の飛ばせば日を遮れるほどの量で一斉射撃する。 装甲警備車ガーディアンを破壊できる 【防御力】軍人並、他は共通設定並みで物質に還った箇所は銃器並み。 自分の全周囲に囲むように銃器を浮遊させ、ゆっくり泳がせることで 敵の接近を拒み、爆弾すら投げ込めなくできる。 【素早さ】移動・反応は軍人並 【特殊能力】 銃器の神様:銃器を自由に操れる。任意思考発動、能力を使うと全身が淡く光る。 操作範囲は数十m、数百丁ぐらいを操れる。 銃器は燕のような速度で飛び、射撃をしてくる。 作中では対戦車ロケット、機関銃、拳銃、その他大小さまざまな銃火器、十数種類以上を操った。 戦車の砲も操れて、戦車の砲を腕を曲げるように直角に折り曲げた。 鍛えていて道術を修めているので治癒以外は代償を受けずに能力を使える。 物質化が進むと、体に巨大な拳銃がハリネズミの針のように生えた姿になっていく。 その銃も射撃可能だが、物質化した箇所はほとんど動かせなくなる。 治癒:装甲車を吹っ飛ばせる爆弾をくらったが数十秒で起き上がった。 このとき、右肩口から下半身にかけて物質化した。 【長所】攻撃なら代償無く能力を使える 【短所】素早さが低い 大量の連射を続けると発砲炎や硝煙で自分への目くらましとなってしまう 【戦法】一斉連射、相手が銃器を持っていれば奪う。奪えないなら破壊する。 【備考】神器を奪い合う戦いで、協力を拒絶した主人公一行を殺そうと敵対した 数百丁の銃器を能力で所持、自分を囲むように浮かした状態で参戦。 36スレ目 参戦 130 :イラストに騙された名無しさん@転載は禁止:2014/06/07(土) 15 36 57.53 ID iWPWNrvB 王東明の考察 属性は元人間の人外、一人で数百人分の火力を叩き出せるのが特徴 問題は素早さの低さだろう ○零崎人識 一斉射撃で勝ち ○Eve1 対戦車ロケットで吹き飛ばして勝ち ×鳥ヶ淵耕介 相手が速すぎる、機関銃が効かないロケットは狙いが追いつかない ○ハイド 一斉射撃で勝ち ○マリア(鉛姫) 一斉射撃で勝ち ×罪炎 素早さ負け、火蛇襲走で負け ×桐生相馬 素早さ負け、電撃槍で負け ○上島 一斉射撃で勝ち ○山童 対戦車ロケットで勝ち ○ジェニー 銃器の戦いなら勝ち ○申公豹 一斉射撃で勝ち ○炎人 銃器の戦いなら勝ち ○ホリィ 一斉射撃で勝ち ○ガッソ 同上、ガッソは再考察するとかなり落ちるのでは ○高取皓平 銃器の戦いなら勝ち ×カラミティ 素早さがかなり劣る、紅炎竜霊撃で負け 131 :イラストに騙された名無しさん@転載は禁止:2014/06/07(土) 15 38 38.73 ID iWPWNrvB ○軍用ジープ 銃器の戦いなら勝ち ○ラフィール 銃器の戦いなら勝ち ○キャプテン・パープル 一斉射撃で勝ち ×木谷真樹子 素早さ負け、強力なレーザーで撃ちぬかれて負け ○ミリ 相手は素早さ上、しかしレーザーは威力低い、 銃器の壁と一斉射撃で勝ち ○アンウェルカム・ストレンジャー号 対戦車ロケットで穴空けて勝ち ○60式装甲車 銃器の戦いなら勝ち ×影獣 倒せない、いずれ負け ×マハラギオン 火球で溶かされて負け ×カイジュウ 相手が大きい、一気に突撃されて負け ×?マダム・アニエス 反応はマダム・アニエスが上 手を振って黒い炎で肉食獣が回避不可 思考発動の機関銃の射撃で相打ち?ロケットは飛んでる相手に当たらないか アニエスが先に再生して攻撃していって負け ×バルバトス グランバニッシュ負け 影獣>王東明>60式装甲車 変なとこあれば突っ込みよろ .
https://w.atwiki.jp/gods/pages/35527.html
タンケラボーガス ヨーロッパに伝わるボーギーの一。
https://w.atwiki.jp/comedian/pages/223.html
アキラボーイをお気に入りに追加 リンク1 <アキラボーイ> #blogsearch2 キャッシュ <アキラボーイ> 使い方 サイト名 URL リンク2 <アキラボーイ> #technorati 報道 <アキラボーイ> アキラボーイとタヌキチくんのデジタル講演会|北海道十勝 音更町 - 音更町 【RIZIN】“火の玉ボーイ”五味隆典の大晦日参戦なるか、王者サトシとの対戦に興味、若手からの対戦要求も(イーファイト) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 〝令和の裸王〟原田龍二が独り勝ち状態! 不倫報道後も業界で愛されるワケ(東スポWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『はっとりほたるの里』代表取締役・桐島正充さん [岡力の「のぞき見雑記帳」] - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞 互いの意地が激突 『大阪公立大学ダービー』 [岡力の「のぞき見雑記帳」] - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞 ボカロ神曲が原案の大ヒット作『厨病激発ボーイ』シリーズが堂々完結! 完結を記念して藤並みなと2冊同時発売記念キャンペーンがスタート! - PR TIMES デジタルトイボックス株式会社・代表取締役 アキラボーイさん [岡力の「のぞき見雑記帳」] - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞 ミルクボーイ、チョコプラ松尾、すゑひろがりず、商売道具を完璧に把握しているか検証 - ナタリー パルナス商事・代表取締役 古角武司さん [岡力の「のぞき見雑記帳」] - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞 『阪急三番街HAPPY SPRING』 [岡力の「のぞき見雑記帳」] - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞 生放送コーナー『ZOOM IN KANSAI』 [岡力の「のぞき見雑記帳」] - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞 こどもの知的好奇心を刺激!~日本一に輝いた最先端のデジタルショーがこどもの夢をかなえる~ - PR TIMES iPad芸人アキラボーイさんがアプリの作り方講座-CSS Niteで - なんば経済新聞 成分解析 <アキラボーイ> アキラボーイの86%は波動で出来ています。アキラボーイの13%は夢で出来ています。アキラボーイの1%は苦労で出来ています。 ウィキペディア <アキラボーイ> アキラボーイ 掲示板 <アキラボーイ> 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ アキラボーイ このページについて このページはアキラボーイのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるアキラボーイに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/49196.html
アブラボウ(2)(油坊) アブラスマシの別名。
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/1993.html
【作品名】ロードス島戦記 【ジャンル】小説 【名前】アシュラム 【属性】黒衣の騎士 【大きさ】長身の成人男性並 【攻撃力】剣の技量は達人を遙かに凌駕する 魂砕き:1m半近い両刃の黒塗りの大剣。鋼より硬い金属や鱗を斬れる 精神攻撃や呪いに耐えられる者が、掠っただけで胸と頭に衝撃を受けて動けなくなる 常人なら深く斬られると魂が砕けて死ぬ 神に匹敵する精神力と魂を持ち、精神攻撃が効かない古竜も何度も斬れば殺せる 精神体や幽霊でも斬れる 【防御力】 上質な金属鎧着た達人並 鎧は視覚を攪乱する効果が有る。相手は数十cm近く間合いを見誤る。精神耐性が有れば防げる 人間の精神を支配し、魅惑や幻惑などの精神攻撃を何種類も連続で使って、ようやく支配力が揺らぐ怒りの精霊(精神耐性×1)を 一撃で撃破(精神攻撃×2)する竜の雄叫びに耐えられる(精神耐性×2) 常人なら魂が砕けて死ぬ“神降ろし”を行って魂が砕けない 【素早さ】達人以上 【長所】チート装備 【短所】精神力除けば人並み。初登場時hsモブだった 【戦法】斬る 【備考】主人公パーンの宿敵。最後にどちらが強いのか試す時に戦った状態で参戦 vol.115 0455格無しさん 垢版 | 大砲 2024/07/21(日) 21 26 11.31ID L8tN5Hww アシュラム再考察 相手は数十cm近く間合いを見誤るので、反応多少上の相手でも 範囲が狭ければ致命傷を避けつつ魂砕きでKOできる 旧位置周辺を見る ×マダム・アニエス 上空から火炎負け ×龍樹 見えないが相手の拳も中々当たらないか。一方的に攻撃されるので不利 ×千子村正(OP映像) 斬撃で負けるか ○フェイフォン 大量の武器を持っているが視覚撹乱で初撃さえ致命傷でなければ魂砕きで勝ち ○シド・デイビス>ファン>由良 健二:相手の初撃は視覚撹乱で外しつつ魂砕き勝ち 千子村正(OP映像)>アシュラム>フェイフォン vol.100 211 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2016/02/20(土) 19 56 34.26 ID b/StfJek [3/7] 結構広いから強いな。 魔神王、シューティングスター、カーラでロードス3人でアシュラムが4人目以降にリストラかな。 vol.97 876 :格無しさん:2015/10/12(月) 09 21 40.83 ID vMlPk55v ロードス島 アシュラム考察 相手は数十cm近く間合いを見誤るので、反応多少上の相手でも 範囲が狭ければ致命傷を避けつつ魂砕きでKOできる ×>マダム・アニエス:上空から火炎負け ×龍樹:見えないが相手の拳も中々当たらないか。一方的に攻撃されるので不利 ○フェイフォン:大量の武器を持っているが視覚撹乱で初撃さえ致命傷でなければ魂砕きで勝ち ○シド・デイビス>ファン>由良 健二:相手の初撃は視覚撹乱で外しつつ魂砕き勝ち 龍樹>アシュラム>フェイフォン>シド・デイビス これ以上は速度が足りない。視覚撹乱あってもどうしょうもない速度差か攻撃範囲が増える。 877 :格無しさん:2015/10/12(月) 10 00 22.46 ID Eh4rEQNQ 考察乙